上沼恵美子の♪おしゃべりクッキング♪紫吹淳さんゲストWEEK
『簡単スピードメニュー』
一日目：鶏の南蛮蒸し
二日目：鴨のクランベリーソース
三日目：牛肉とレタスの炒めもの
四日目：イカと水菜のサラダ
五日目：雪鍋三日目：牛肉とレタスの炒めもの（小坂英幸先生）
３日目です。今日は「簡単すぎてどうしようかな」っと先生が仰るほどカンタンな炒めもの。レタスを炒めるというのが意外においしい！
小坂先生（以下先）「レタスに火を通すとおいしいんですよね。」
りかさん（以下Ｒ）「なんで変わらないんですかね。シナッ！とかしないの」←シナッ！のジェスチャーつき。
上沼さん（以下上）「なんか女の子みたいな感じがするんですけどね、性別でいうと。でもなんか芯が通ってますね。」
先「そうですね、おいしいです。」
言いながら先生、牛ロース肉の薄切り(240グラム)を適当な大きさに切っていきます。
先「すいませんこれ、切っていただけますか？」先生、半分の肉をりかさんの方に押しやる。
Ｒ「今、ヤな感じと思ったんですよ。ふたつ並んでて…」
りかさん、出刃包丁を肉に押し当てて、押す……（汗）
上「（笑）その切り方、やる気まったくないですね〜！」
Ｒ「ありますよ！」やる気があるのは知ってます、私達は…。
上「押し込んでますやん。引くとか…」上沼さん、遠慮なくツッこむ事にした模様。
Ｒ「あ！！（なるほどと気付いたらしい）スッと…。」
先「まあいいです。」りかさんの切った肉を皿に移します。
上「ま、切れてました！」←とても意外そう。
Ｒ「（笑）」←うれしそう。
先「全然、そんな…」りかさんの切った肉を皿に移します。
上「全然て言いながら先生、なんか…」
先生、肉に塩コショウを振ります。
上「先に振るんですか？」
先「後でもいいですよ」
上「先にするんだ！て言うて下さいよ！」
先「先にします。」先生、まいっちんぐー
Ｒ「あっはは！」
上「覚えないんですよ！紫吹さん覚えたてなんですから。」
Ｒ「そうですよ！間違えて覚えちゃったら…」ていうか覚えようと思ってますか！？
先「コショウ振ってもらいましょうか。」
りかさん、ちゃんと振れました！（………）
肉は置いておき、レタスにとりかかります。今朝採れたての淡路産のレタス。名産だそうです。
先「これも簡単ですから。はい、どうぞ」一枚りかさんに渡す。
Ｒ「？（先生の手元を見て）ちぎるんですね！ ちぎるのは意味があるんですか？切るんじゃなくて」
先「金気を嫌うとか言いますね」
質問としては普通だと思うのですが、りかさんが物凄く真剣な目で聞くので何かヘン…；；
Ｒ「ちぎった時にまた良い音が…」
上「綺麗な若い女の子が千切ると美味しいとか言いますね？」
Ｒ「じゃあきっとコレおいしいですよ〜！！」大喜び。
先「あそうですか。じゃ上沼さん、どうぞ」レタスを差し出す。
上「なんでやのん。…先生、なんちゅう嫌味なんですか。」
Ｒ「一緒にやりましょう？」かわいい！
上「いや結構です。もう半分オッサンですから」
Ｒ「（笑）私もそういった意味では半分オッサンですよ」
上「それは違った意味じゃないですか！こちらはカッコいい男役さんですから」千切り終わったレタスは置いておき、調味料を合わせます。
ニンニクのみじん切り(小さじ１)、酒(大さじ１)、しょうゆ(大さじ１)、オイスターソース(大さじ１)、砂糖ひとつまみを混ぜ合わせ、水溶き片栗粉(小さじ１)を入れます。
Ｒ「みずどきかたくりこ…」
上「先生、水溶き片栗粉の質問が出ております！」
先「水と片栗粉を半々で合わせたものです。」
Ｒ「トロトロになるんですよね？」←真剣
上「そうです。あんになるんですね」
Ｒ「あ、よかった…」←自分の知識が間違っていなかった事に安心しておられる模様…大きな中華鍋に油を敷いて熱します。
先「さあ！やって頂きましょうか。」
上「やって頂きましょう！！」
Ｒ「いきなりですかぁ！？」正直びびってる！
先「いきなりですよ。」
上「いきなりですよ。」
りかさん、フライ返しを握りしめて緊張…。先生が横から、スライスしたシイタケ(４枚分)を入れます。
Ｒ「私、中華鍋さわるの始めてですよ。」
先「はい、はい。ガサガサやってください。」わかりやすい指示ですね！
上「料理まったくされない紫吹さんでゴザイマス。（口上になってます…）中華鍋はじめてなんてとんでもない話、何もかも初めて！」
先「ガサガサやってください！」
Ｒ「今、なに入れたんですか？」先生が横から油を足したのです。
大変です。ここが山場です。笑顔をひきつらせつつ真剣にフライ返しを動かすりかさん…（一生懸命）先生がレタスをどっさり入れ、中華鍋一杯になります。
Ｒ「これっ、かきまぜるのは、きつい、ですよ…」
りかさん、炒めるのとかきまぜるのとは、ほんとうは違います…
ここで先生と交代。というか、りかさんリタイア……
上「そりゃ最初は無理ですわ〜。」うむ。
レタスの上から油を足し、ざっくりと炒めていきます。色が鮮やかになり、しんなりしてくるまで気長に炒めます。
Ｒ「なんかこう…火を通ってるのに、芯が余計どんどん通ってるような…」
一生懸命ジェスチャーつきで上沼さんに話し掛けますが…
上「え！？（ぷっ）………全っ然意味がわかんないです〜。」
ようするに火を通してもぐったりしない、根性がある！と言いたかった、との事。（りかさん自身は火と向き合ってとてもぐったりしてしまったようだ。）炒め終わったレタスとシイタケは一旦ザルに上げます。（水が出るので）
ふたたび中華鍋に油を足し、先程下味をつけておいた肉を焼きます。すぐ焼けるので、野菜を戻し入れ、調味料を加えてサッと絡めてできあがり！！
わあ〜簡単！！そしてレタスの緑に肉とタレが絡んでとっても美味しそう！お食事タイム。
Ｒ「（シャクシャク）音が！」
上「ね！良い音。旨味が出てますね」
Ｒ「水どき片栗粉？私、あれを入れるとトロットロになるんだと思ってたんですけど、あれを入れたからといってトロントロンになる訳ではないんですね」
りかさん、中華のあんかけ等を想像しているのかも？今回は小さじ１しか入ってませんから…
先「トロントロン…（笑）」
上「そうですね、絡まりやすくなるんですね」
先「味が乗りやすくなります。」
Ｒ「はあ〜。」感心しきり。
レタスの原産地淡路島は、上沼さんの出身地でもあるそうです。
上「良いもんが採れたでしょ。たまねぎ、わかめ、レタス、淡路ビーフン、渡哲也さん上沼恵美子！」
Ｒ「（笑い倒れる）出ちゃいましたよ……」えっ！？レタスが口から？？
上「どうしました？？」
Ｒ「さすが、イキの良いレタスで。」明日のお料理は
「イカと、今が旬の水菜を使ってオレンジ風味のサラダを作ります」
上「おしゃれですね〜。」４日目：イカと水菜のサラダ
2005/12/23up Edit by NEL.