2005年12月12日〜16日 ABCテレビ
上沼恵美子の♪おしゃべりクッキング♪紫吹淳さんゲストWEEK

『簡単スピードメニュー』
一日目:鶏の南蛮蒸し
二日目:鴨のクランベリーソース
三日目:牛肉とレタスの炒めもの
四日目:イカと水菜のサラダ
五日目:雪鍋

いよいよ最終日です。今日の講師は1日目と同じ畑耕先生。

五日目:雪鍋(畑耕一郎先生)

上沼さん(以下)「今日は美しいお鍋でございます。雪鍋。」
本多先生(以下)「材料にね、白菜、とうふ、大根と白いものばかり使うから雪鍋なんです。」
りかさん(以下)「本当だ!今の季節にぴったりな…。」

まずボウルに水(3と1/2カップ)、酒(3/4カップ)、そして干しえび(50グラム)を入れます。
「おお〜。私、はじめて見ました。」干しえびをのぞきこむりかさん。
「はじめて見ました?あまりお皿に上がる事ないですからねえ。」
紫吹さんはお皿の上の食物しか見たことがない、ということを理解された様子…。
さらに10センチ角の昆布を入れ、3時間以上置いておきます(煮なくていい)。
次に白菜です。
「綺麗な白菜…。先生、おもしろい切り方」
りかさん、白菜の白いとこと緑のとこを切り分けるのも始めて知った模様?
で白いところは斜に削ぎ切りにして火を通しやすく…
「これ出来ますでしょう?このヘムの部分」
「へ?へって…あたし…あたし…」
戸惑いつつ包丁を持ち、緑のとこと白いとこを切り別けます。
「葉っぱのとこだけ切ってください」
「こう…でしたね?」
「そうそう」
「そうですそうです」
「合ってます?」
「合ってます……(我に返って)あまり間違う人いないと思います(笑)」
「こうでしたっけ」緑のとこを半分に切ります。
「そこはもう、適当で…」
2つに切った葉を重ねて広いところに切れ目を入れます。
「ここまで…半分まで入れてましたよね、先生」
「ものすご覚えてますね。やっぱり凄いですねー」
「見てたんです、ちゃんと。見てました!」ダンスの振付けを覚える感覚…??
「はい、はい。食べるときに口でくいちぎりゃ、大丈夫です。」先生…;;

次は肉です。豚肩ロース薄切り(200グラム)。適当な大きさに切ります。
「お鍋っていうとお腹が空いちゃうイメージがあったんですけど、これはボリュームのありそうな…」
「鍋でお腹すくんですか?」
「宝塚時代、お鍋が多かったんですけど、いつもパン持って…(笑)」
「へえ〜お鍋じゃ足りないんですか! なに鍋を食べてたんですか?」
「すき焼きとか…うどんすきが多かったですね」
「ボリュームありますやん!そっちの方が」
育ちざかりだった?りかさん
「(笑)私的にはこっちの方が。好きなものばっかり入ってるからですかね」

豆腐(木綿でも絹ごしでも可)は食べやすい大きさに切っておく。
大根1/2本の皮をむきタテ半分に切って、おろします。プロ用?の立派なおろし金です。
「家庭にあるのより上手にすれそうな…」
「どうぞ。」
「私がやっても出来ますかね?」
「できますできます」
「…もうちょっと力入れたほうがいいんじゃないですか」
「こ、こう…こうの方がいいんですか?」
大根を垂直に当てるのか斜めに当てるのか迷ってます…
「大宝塚劇場でホントにトップやってたんですか?…大丈夫?」
「トップやってる時も『大丈夫?』ってよく言われました…」
「そうなんですか…残念でした。」
「残念でした。」
「っはははは!」
いやっ、舞台の上では最高!に大丈夫!!な人でしたが…そのほかの側面をみたら、まわりの人が心配ししたくなるのもとても良くわかります(^^;)

大根おろしを水にさらします。(加熱すると匂いがきつすぎるから)サッと洗ってザルに上げます。
土鍋にまず白菜の芯のところを敷き、豆腐を並べます。
「ただただ、平らになるように並べてもらったらいいです」
「そのお豆腐、しっかりしてますか?」潰したことがあるんですね…
「(笑)してますしてます。木綿だから」
「並べて、ただただ…」言われたとおりきちんと並べるりかさん。
その上に豚肉を敷きます。これもやらせてもらいます。
「これはやっぱり、ちゃんとこう…」一枚ずつ開いて乗せるんですね
「なるほどねえ〜。」
「私下級生のとき、上級生のお宅ですき焼きをやると言って。肉を担当させられて、ワッとこのまま切らないで入れて、すごい怒られました(笑)」
「ま、そのまま入れた…」
「肉入れたの誰!?って言われて、すみません私です、って(笑)。切んなきゃダメですよね。全部かたまってました(笑)ハハハッ」
「かた…は、は、ハハハやないですよ!」スタジオも爆笑
「肉といったらその思い出が。塊のまま入れちゃいけませんよ、みなさん。…アッハハ、私だけですか」
「いやそんな事ないですけど…」上沼さん、やさしい…

豚肉以外にも鶏肉、魚などを使ってもおいしい。
肉の上に白菜の葉を重ね、最後に大根おろしをたっぷりと乗せます。具が見えなくなるくらい。
「このお鍋は初めて出会いました。」
最初に浸けておいた干しえびと昆布のだし汁を、土鍋に加えます。だしが少ないように思っても、煮てるうちに野菜の嵩が減ってくるから大丈夫!
火にかけて、蒸気が吹き出してくるまで煮立ててできあがり!!
「きれい〜〜〜!」
「うわあ〜〜〜!」
鍋ごと食卓に運び、ポン酢と薬味でいただきます。
「すーごーい。おいしそう〜!」うれしそう…

お食事タ〜イム。
「いただきます。ん〜〜〜。」
「おいしい、なあ〜」
「マイルドですね。」
「いっくらでも食べられますね。大根ぜんぜんクセがないですね。」
やはり水洗いして辛みを抜くのがポイント。大根でなくカブを使えば、水でさらす必要はないそうです。
「それは、匂いが?」
「そうですね、大根に比べて…」
これは白菜を沢山食べられて、お腹いっぱいになれますね。
「私、このお鍋だったらパンはもっていきませんよ」
「あたりまえですよ(笑)だいたいお鍋のときにパン持って歩くのもおかしな話でね」
「(笑)」

来週のお料理は『お鍋でぐつぐつ』シリーズ。いいなあ、いろんなお鍋を教えてもらえるんですね。
「私を呼んで?」
「(笑)紫吹さんは、悪いですけど舞台で迫力出してください。」
「(笑)」
「応援しております。ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
「ありがとうございました。」
エンディングのテロップで『グランドホテル』のPRが流れました。

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一週間、楽しませていただきました〜。
かんたんスピードメニュー、自分でもチャレンジしてみたいと思います!


2005/12/24up Edit by NEL.