『モダン・ミリー』
2007年4月16日〜4月29日 東京新国立劇場 中劇場
主催・企画・製作/フジテレビジョン 特別協賛/住宅金融支援機構
 フジテレビ公式サイト
16/月 17/火 18/水 19/木 20/金 21/ 22/ 23/月 24/火 26/木 27/金 28/ 29/
13:00 13:00 12:30 12:30 12:30 12:30
18:30 18:30 18:30 18:30 18:30 17:30 17:30 18:30 18:30 18:30 18:30 17:30

演出・振付/ジョーイ・マクニーリー

★ CAST★★★★★★★★★★★
紫吹 淳 /ミリー・ディルモント
=玉の輿を夢見てニューヨークに出てきた元気娘。
川崎 麻世/ジミー・スミス
=ニューヨークで遊び回っている、謎の好青年。
岡 幸二郎/トレバー・グレイドン
=シンシア・トラスト保険会社のハンサム社長。
樹里 咲穂/ミス・ドロシー・ブラウン
=貧乏にあこがれる箱入りお嬢さん。
今 陽子 /マジー・ヴァン・ホスミア
=大スターで大富豪。
前田美波里/ミセス・ミアース
=元女優で今は安ホテルの女主人、中国人を装っているが…
青山 明 /バン・フー
=故郷に老母を残し、ミセス・ミアースの下で働いている。
西原 純 /チン・ホー
=バン・フーの弟。兄と共にミセス・ミアースの手下をしている。
高谷あゆみ/ミス・フラナリー
=グレイドン社長の秘書でオールドミス。綺麗な肘が自慢。

高塚いおり/林希/久積絵夢/石井咲/岡山祥子/栗原由佳/後藤藍/坂本法子
小暮清貴/佐賀俊忠/坂本宏旬/鯛中卓也/高木裕和/土器屋利行

★ STORY★★★★★★★★★★★
開幕前、軽快な音楽とともに、舞台の幕に色とりどりの照明があてられ、光のダンスを楽しませてくれます。音楽は劇中でも使われている曲のアレンジのようです。
いよいよ幕が上がると、暗めの舞台の上にモダンなファッションの男女が立っており、その間を縫うように奥からミリーが現れます。
大きなトランクを持ち、カールした長い髪。黄色い長袖のワンピースはウェストが締ってなくて膝下丈で、靴のヒールは低め。りかさんの身振りも「田舎くさい」感じでキョロキョロしてます。
♪暗記したのよ、ガイドブックを…
と歌いだします。
大都会・マンハッタン。両親の反対を押し切って、たったひとりで出てきた。帰るための切符は買ってはあるけれど…
ポケットから切符を取り出すミリー、それをおもいっきり破り捨てます。振り向かないわ!
♪信号がひとつしかない街を飛び出してきた。ゴーストタウンにはもうサヨナラ!
「昨日にグッバイ」のテーマ曲が、まわりの男女を巻き込んで歌われます。
途中、ミリーはモダンな姿に変身するために一度退場。ふたたびトランクを持って出てきますが、髪はショートボブ、可愛い帽子にスカーフ、オレンジの膝上のワンピースに透明なストッキング、白いハイヒールで脚線美を見せつけてくれます。ファッションについても完璧に研究済みで来たのですね。
時代は1922年。ニューヨークは新しい時代を迎え、若者たちは大人に批判されながらも自由な生き方を謳歌しているマンハッタン。
ウキウキのミリーと街の若者たちのダンスシーン。ところがその最後で、みんながミリーを取り囲み、あれよあれよという間に帽子やスカーフや片方の靴やバッグを奪い取って逃げていきます。トランクは中身がバラバラで路上に投げ出されてます。
ミリーは半泣きで通行人たちに助けを求めますが誰も立ち止まってくれません。
通りかかった若い男性の前に、靴を履いてる方の足を突き出して転ばせるミリー。男性が怒る間もなく「バッグ取られたの!!」と訴えます。その男性こそジミー・スミスです、がこの時はお互い名乗りもしません。
ジミーはミリーにひとしきりお説教したあと、彼女がこの街で仕事も友達も泊まるところもないと知って、「ホテル・プリシラ」を紹介します。そこに一晩泊まったらカリフォルニアへ帰るんだなと言い残し。
ミリーは田舎の母とおばあちゃんを思い出して悲しい気持になりますが、「私には何もない、だから失うものも、ない!」と開き直り、改めてこの街で夢を掴むことを誓います。

数日後のホテル・プリシラ。
狭いロビーに5人ほどの若い女性が集まり、楽譜を持って「きのうに〜ぐっば〜〜い♪」と歌っています。みんな女優のタマゴで、歌やダンスのレッスンをしているようです。が仕事はあまりないらしい。
新入りのエセルという女の子が新聞を持って駆け込んできます。そこには「マンハッタンで結婚相手に最適の男性たち」とか「白人女性連続失踪事件」の記事が。
そこにホテルのオーナーであるミセス・ミアースが登場。おきまりの「カナシイワ〜世界でひトりボッチ!」の台詞を決めたあと、女の子たちに届いた手紙を配ります。ミセス・ミアースは「中国人の女性」という設定のようです。
エセルが「叔父死去」の電報を受け取り、身寄りが一人もいないのだと知ったミセス・ミアースは、彼女を奥の自室に誘い込みます。
そして態度は一変、彼女に聞こえないように何処かに電話をかけ、売り飛ばす交渉をきめてしまいます。看板は『Room Free(空室あり)』の表示に。
ロビーにミリーが駆け込んできます。青に白いラインが入ったワンピースです。
ベルを押してミセス・ミアースを呼び出しますがマダムは迷惑そう…ミリーは部屋代を滞納してるからです。ミリー宛にかかってきた電話も「面接の結果/不採用」。
2分あげるから荷物まとめて出ていって!と言われて途方にくれるミリー。
そこに新たなお客が「空室あり」を見たといってやってきます。ピンクのふわふわのドレスに、ひらひらの帽子、ブロンドの巻き毛。ミス・ドロシーです。
安ホテルに似つかわしくない彼女を見てミリーは忠告しますが、ドロシーは「♪夢みてた〜こんな生活〜〜!(オペラ調で)」と大喜び。
ミリーは彼女と相部屋になって部屋代を払ってもらおうと思い付きます。ドロシーは更に大喜び。貧乏な暮らしを体験してみたくてたまらないのです。玉の輿に乗って贅沢をしたいミリーとは正反対。
ミリー「私は上がってゆく!」
ドロシー「私は下がってゆく!」
丁度真ん中で出会えたのネ!と二人は意気投合(爆笑)。
「♪新しい自分さがそう」陽気なデュエットのシーンです。
ミセス・ミアースが登場して、ドロシーの為の空室があるとすすめます。それはエセルの部屋だったのですが…。ちょっと納得できないながらも、ミリーも部屋代を待ってもらえることになって喜びます。
「このエレベーター、タップを踏まないと動かないのよ」と言って二人が踊るシーンもあります。

ホテルのリネン室では、ふたりの中国人バン・フーとチン・ホー兄弟が働いています。
大きな洗濯箱(人間が入れるくらい)を押してミセス・ミアースがやってきて、新聞に載った自分の昔の写真を見せびらかします。
彼女はもと女優で、夢が叶わないままこんな人身売買稼業。でも今だって天才なのよと歌います。
マダムが去ったあと兄弟は彼女の悪口を言いますが、故郷に残してきた年老いたお母さんのことを思うと、稼ぐためには人さらいの手伝いでもするしかないのです。「昨日にグッバイ」を中国語で歌う二人。

さて、ミリーは仕事さがし。
OLたちが忙しくタイプを打ち、書類を運ぶ男性社員が行き交う「シンシア・トラスト保険」のビルにやってきます。白地に赤のデザインワンピースです。
お局様のミス・フラナリーはミリーのモダンなファッションが気に入らないのですが、なんだかスピード感のあるミリーを見込んで?社長室へ行くように指示します。
そして他の人より0.4秒早く着いたミリーは、ボスであるミスター・グレイドンのハンサムさにポッとしつつも、試験を受けることに。
「御社のワックスの強烈なにおいで我が社は非常に迷惑」という手紙を口述筆記するシーンです。
しょうもない内容を朗々と歌うミスター・グレイドン、その通りに速記して読むミリー(お色気を盛り込む事も忘れず)、また読む社長、こんどはタイプするそれも2分以内に!とテストが続きます。
社員たちの軽快なタップダンスも加わってとても楽しいシーンになってます。
結果は見事に合格で、ミリーも社長も大喜び。

ホテル・プリシラでは、ミセス・ミアースと手下兄弟が、ミス・ドロシーにクロロホルムを盛って攫ってしまおうと忍び寄っています。
しかし、毒りんごをドロシーに食べさせるはずのチン・ホーは、彼女の顔を見るなりひとめぼれ。
ミセス・ミアースが躍起になってると、他の宿泊人が次々現れ計画を邪魔します。最後にミリーが帰ってきて「就職祝いに皆におごるわ!」って事になって、女の子たちはハシャイで行ってしまいます。
ミセス・ミアースは悔し紛れに「あの子たちは綺麗だけどおバカさん!」と、自分の演技力の素晴らしさを延々と歌い上げます。

マンハッタンの裏通り(?)。
ミリー、ドロシーたち計5人の女の子が着飾ってやってきます。みんな肩出しの大胆なスリップドレスで、ミリーはフリンジのついたグリーンのとっても綺麗なドレスです。(が、はじめて見たとき私はびっくりしました…ミリーまた身ぐるみ剥がれたのかと思って)
みんな疲れてます。コッソリお酒を飲ませてくれる店がズラッと並んでるはずなのに、見つけることができないのです。
そこにやってきたのはジミー・スミス。彼なら知っていそうだと頼み込んで、一同秘密のお店に入ります。
そこでは皆が一切声を出さないで呑んで踊ってます。声はなくとも表情豊かなミリー、酔っぱらいの演技が楽しいです。ちらっとタンゴも踊ってくれるし、見ごたえのあるダンスシーンになってます。
ミリーは最初はジミーのことを嫌ってるのですが、どうでもよくなります。そしてすっかり良い気分でお酒を回し呑みしてるところに警官が踏み込んで来て、みんな捕まってしまいます。
留置場でションボリしてるミリーを慰めるジミー。ふたりは仲良くなります。
ジミーは、ミリーに惹かれている自分に気付きます。「待て、恋がなんになるんだ、俺は自由に生きたいんだ」と歌いつつもミリーから目を離すことができません。

翌朝、一同釈放。ジミーはミリーにこのまま遊びに行こうと誘いますが、ミリーは「ボスと婚約してるの!(一方的にだけど!)」と打ち明け、ジミーはショックを受けます。
が、その後ジミーはミリーとドロシーを誘って夜毎に遊びに行くようになります。
1週間ほどたったある夜、ミリーとドロシーはジミーの案内で有名歌手のマジー・ヴァン・ホスミアのパーティに参加。ジミーはいろんな所に顔が広いらしい。
そしてマジーはミリーにとても親切にしてくれるのですが、ミリーはお客の一人にシャンパンをぶっかけ、さらにそのシミを醤油で消そうとして(ミセス・ミアースに「醤油でなんでも消せる」と教わったから)大失敗。
おちこんでベランダにいる所を、ジミーに慰められます。が、話してるうちにケンカになり、勢いでジミーはミリーにキッス。そんな自分にうろたえて走り去っていきます。
動揺するミリー。自分もジミーを好きになっていることに気付きます。
ひとりマンハッタンを歩きながら、恋の歌を歌う。しかし、ホテルに帰ると、隣のドロシーの部屋からジミーが出てきたではありませんか。何やら二人は秘密めいて、ジミーがドロシーの頬にキスするのを目撃し、ミリーは愕然とします。
ここまでが一幕です。

15分の休憩を挟んで第2幕。
シンシア・トラストでタイプに向かっているミリー、濃い紫のワンピース姿できれいです。
でも全然元気なく、仕事もミスしてミス・フラナリーに怒られます。ジミーから何度も電話がかかってきますが、もう会いたくないと切ってしまいます。
思い出さない事にしよう。そんなミリーにつられるように、フロアのOLたちも「あんな男、忘れなさい」の歌で盛り上がります。ミス・フラナリーまで参加。
社長が登場して「仕事に戻れ!」と怒ります。ミリーは今度こそ玉の輿に乗ろうと、色仕掛けで迫りますが、どうもグレイドン社長はその気にならないらしい。ちっ。

オーディションを終えたミス・ドロシーがミリーのオフィスに訪ねてきます。ミリーは、昨夜のジミー&ドロシーの件がひっかかってはいるものの、友情に代わりはないと誓います。
そこにグレイドン社長が、ミリーに仕事を頼むために登場。ミス・ドロシーとミスター・グレイドンは、一瞬で恋におちます。
ミリーが社長に頼まれた電話をかけてる間、ふたりはこれでもかという程みつめあい、歌って踊って盛り上がります(笑)。ミリーが電話を切って「ご挨拶は済みまして?」と言う時にはすっかり出来上がっているふたり。クレイドンは、デートのためのレストランや花の手配をミリーに頼みます。
仕事をこなしつつも、ミリーは社長夫人の夢やぶれて内心涙。

いっぽうジミーは、なぜかシンシア・トラストのビルの20階の壁の外にはりついています(どうやって…)(どうも映画版では複葉機?が使われた模様)。
窓を叩いてミリーを呼び出し、君が好きなんだと訴えます。最初はそれどころでないミリーですが、やがて、自分も窓の外に出てふたりで歌います。
めでたく仲直りの記念にディナーに行こうって事になります。
その夕方、ホテルの部屋でミス・ドロシーが芝居の稽古をしてるところに、三たびミセス・ミアースが忍び寄ります。チン・ホーは大好きなドロシーを誘拐したくはないのですが、ママと交換だと言われると逆らえません。

そして夜、マジー・ヴァン・ホスミアのディナーショーが行われているレストランの、厨房で皿洗いをしているミリーとジミー。…お金が足りなかったのです。
ミリーは華やかな赤いスリップドレスの上にエプロン(笑)
田舎のおばあちゃんや「30で白髪」のママの事を思い出し、みじめな気持になったミリーは、ジミーとの恋に危機感を抱いて、マジーに助けを求めます。
マジーは、自分自身の体験を語り、本当に大切なのはお金でなく愛情よ、と諭します。
ひとり鏡に向かって、自分は本当は何を求めているのか?自問自答するミリー。「欲しいのよ…ほんとの愛」とつぶやき、自分の気持を確かめます。
最初は迷い、疑い、でもそれしかない!とだんだん元気になっていくミリー、りかさんのソロ・シーンです。

ミリーはジミーを探して街に出ますが、そこで呑んだくれてるグレイドン社長を発見。ドロシーにすっぽかされたと聞いて、そんな事ありえない!とミリーは考えます。
合流したジミーも「何かがおかしい」と。
「犯罪の匂いが!?」急にシャキる社長(笑)。
ドロシーは「白人女性連続誘拐事件」に巻き込まれたに違いなく、犯人はミセス・ミアースに違いない(推理早ッ!)。
ドロシー救出作戦。誰かが孤児のふりをして囮になるのがいいだろう、が…「いい人知ってるわ!」とミリーが立ち上がります。

ホテル・プリシラのロビーでは、洗濯箱に押し込めたドロシーをチン・ホーが助けようとします。不自由な英語で「ぼくは、アナタを守ります」というチン・ホーに、中国語で「ありがとう」を言うドロシー。ふたりの間に愛が芽生えます(早ッ!)。
そして「孤児のふりをして」来たのは歌手のマジー(なんで…;)。
計画どおりさらわれますが、リネン室で顔を合わせたマジーとミセス・ミアースは実は、売れない女優だった頃からの知り合い。
ミセス・ミアースが自慢げに語る誘拐の手口を、洗濯箱の中で聞いていたグレイドン、ミリー、ジミー。そしてチン・ホーに助けられていたドロシーも登場。兄バン・フーもマダムを裏切り「ぼく英語話せるネ!」と言ってみせます。逃げようとしたミセス・ミアスを宿泊人の女の子たちが捕まえます。
これで大団円(グレイドン社長だけは、ドロシーの愛を失ってしょんぼり)。
ミリーはジミーのプロポーズを受けます。
そしてその後にビッグサプライズがあるのですが、そこだけは書かずにおいたほうが良いでしょう。
ミリーが退職した後、グレイドン氏はバン・フーを速記者に雇い、年とったお母さんもニューヨークに呼んでもらったようです。
ストーリーは以上でございます。読んでくださった方、お疲れさまでございました。

☆REPORT(万華鏡掲示板より転載)☆☆☆☆☆☆☆☆☆

モダン・ミリー / エレベーター- 2007/04/18(Wed) 21:38:48
「モダン・ミリー」がりかちゃん退団後の公演の中で一番良かったと思う。始まる前の演奏も軽快で、随所笑えるのがいい。タップダンスあり、リズミックな動作ありと見ていて飽きないし眠くならないのがいい。りかちゃんは色々なドレスを取替え引ッ替え着て出てきて魅力的。ドレスと一緒に願わくはヘアースタイルも都度変えて来て欲しい気はするが。忙しくて出来ないよね。共演者が皆手馴れていて上手い。見応えのある演技をしているのがいい。
1部が1時間15分。休憩15分。2部が1時間5分
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☆ Re: モダン・ミリー / NEL - 2007/04/18(Wed) 21:57:22
エレベーター様、はじめまして(ですよね?)いらっしゃいませ。
モダン・ミリーのご感想をありがとうございます!
ドレスとっかえひっかえなんですか…タップダンスも観られるのですね。
りかさんが活き活きしてればそれだけで私は嬉しいと思うし、共演の皆さんのお芝居も今からとても楽しみにしています。
なんだかテンションの高そう^^な舞台ですけど、皆様お身体にお気をつけて頑張って頂きたいですね。
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(No Subject) / エレベーター - 2007/04/19(Thu) 17:40:44
送らばせ乍ら、初めまして、NELさま。よろしく!
ロビーに花が沢山飾られていまして、カレードスコープさまの花もございましたヨ。新鮮で綺麗な花で御座いました。リカサマも新鮮で可愛く表情がチャーミングで、美脚でしたよ。作品は映画とはチョット違いますが、と言うのは、前田美波里さん扮するミアースは映画ですと自分の頭に挿したストローのような吹矢に毒を詰めて口で吹き、綺麗な女性を眠らせて誘拐し売春宿に売りつけてしまう悪いおばばの役。今回舞台では頭にストローは挿していますがそれは使っていません。白雪姫のようにと申しましょうか見てのお楽しみです。(映画は3ヶ月前にCS放送で拝見しました)何しろ楽しい作品ですから
まだ見ていない方は期待してよいですよ。りかさんは中央が似合うお方です。
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☆ Re: (No Subject) / NEL - 2007/04/19(Thu) 23:10:59
「頭にストロー」って…それ伺っただけで笑えちゃいますけど、さらには観てのお楽しみなんですね。期待して行きたいと思います。
エレベーター様、ありがとうございます。またお気軽にいらして下さい〜。
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☆ Re: (No Subject) / floria - 2007/04/20(Fri) 17:21:05
19日が初観劇でした。今回りかさんが初主演ということで なんだか緊張してしまいましたが 全く要らぬ心配でした。エレベーター様の仰る通り りかさんは真ん中が似合います。あのスタイル、あのしなやかな体いっぱい使った表現力、キュートな声(ハスキーな男役の声も独特で大好きでしたが)、くるくる変わる目の表現力、衣装の着こなし・・・。本当に、thoroughly Millie です。
何よりうれしいのは、これが笑える、ハッピーエンドなお話ということです。りかさん、いい作品に出会えましたね。まわりのキャラクターがまたおかしくて、どの場面も見逃せません。これから観られる方、どうぞ楽しみにしてくださいね。
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モダン・ミリー / NEL@新宿某所 - 2007/04/22(Sun) 23:32:57
やっと初観劇。昼の回と夜の回を観ました。
コンサートの時以来の新国立劇場ですが、ロビーは本当に沢山のお花と沢山のお客で、あのときより更に熱気に包まれて汗をかくほどでした。
そして舞台の上も、華やかなシーンの連続。
お衣装がどれもカワイイ!りかさんは9着くらい着てらしたでしょうか、最初の登場シーンだけは田舎から出て来たてでまだスカートも長くヒールも低いんですけど、以降は素敵なおみあしやきれーな肩や背中やデコルテがいっぱい見られて、私的には「グッ」でした。
りかさんも樹里ちゃんも脚が長い細いキレイ〜〜!その二人が並んでソファに座って歌うところとか眼福でしたね。川崎麻世さんも岡幸次郎さんもハンサムだし、前田美波里さんと今陽子さんはゴージャス(・・・って言うかなんというか^^)で。
セットも洒落てましたし、群舞も沢山あって、とにかく目に楽しい舞台でございました。
ただちょっと、お席が前のほうすぎて私は逆に観難かった(というか疲れてしまった)んですけど; ←贅沢!
私はモダン・ミリーの映画も見てなくてストーリーも粗筋程度しか知らずに行ったため、1回目の観劇はなんだかおちつかなくて; 一体いつになったら樹里ちゃんは誘拐されるんだろう?とか;この人はなぜこんな態度なんだろう?というのがわからなくて。
でも2回目はすべてをわかった状態!で観たので(あたりまえですが;)おちついて、登場人物ひとりひとりの心を察しながらじっくり観ることができました。
そうして観ると、本当に皆さんハートフルなお芝居をしていらっしゃって。ストーリーは単純なんだけれど、これは本当は何度も何度も観て楽しむお話だと思います。
中心はミリーですが人物それぞれに背景があって、これも一種の群像劇ですよね。上記の皆さんは勿論、ミリーが就職する会社の「お局様」とか、同じホテルの住人の女の子たち、人攫いの手下の中国人の2人(本当に中国人の役者さんかと思ってしまいました;)ETC。
その中で、りかさんのミリーはとてもパワフルに頑張ってました。キャラクター的にはフレムシェンやケイトとダブる感もありますが、より「強くやさしく」なってると思います。
台詞や歌の声も、不自然なリキみが減ってきて、聞きやすくなったなあと思いました。
身のこなしのキレイさ、足さばきなどはおさすがです。
「ダンスシーン」みたいのは特にはありませんが「ずーっと踊りっぱなし!」といってもいいんじゃないか?くらい動いていらっしゃいましたね。

カーテンコールの時は、ミリーは赤いドレスでジミーに貰ったお花を髪に挿して。ドロシーはピンクのふわふわで。
ミセス・ミアースは白黒縞の囚人服で、頭にあいかわらず赤いかんざし(ストロー?)を挿していたのが笑えました。

夜の回はファンクラブの総見でして、終演後はオペラタワーの最上階で「ファンミーティング」があり、りかさんもお顔を出してくださいました。
そこでのお話では「ヴァンパイアの時ほどには大変でなく、体重は減ってない」とのことです。
りかさんご自身とても楽しんで演じてらっしゃるのが伝わりました。
とはいえ責任ある主演ですし肉体的に本当にハードだと思いますし、お疲れをためないよう、明日の休演日はゆっくり休んでくださるといいなと思います。
千秋楽まで良い公演が続きますように。
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☆ Re: モダン・ミリー / 華・J・万 - 2007/04/23(Mon) 00:14:53
んにゃは〜、ご報告お待ちしておりました。
とてもごきげんな舞台だったご様子ですね。
私も嬉しくなってきます。
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☆ Re: モダン・ミリー / NEL - 2007/04/24(Tue) 19:55:29
万次郎さま、レスをありがとうございます!
上にもちょっと書きましたが、美波里さん演じる誘拐犯には中国人の手下がいて、その2人は歌もセリフも中国語なんです。そのときは舞台の上の方に字幕(!)が出ますのでおみのがしなく。
終演後のミーティングにて、ファンからの質問で「仲良しの樹里さんと絡むシーンで、つい笑ってしまいそうになりませんか?」と尋ねられたりかさん、「なりません!」と仰った上で「むしろ、客席のみなさんを見ていてこちらが笑いそうになります」だそうです…
それは、思いっきりのけぞって笑っているお客さんとか、客席のリアクションが舞台からよく見えるんですって。確かに、私もつい足が踊ってしまう曲とかありましたし。
とにかく楽しめる舞台なので、これからご覧の方はどうぞリラックスしていらして下さい〜。
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☆ Re: モダン・ミリー / NEL - 2007/04/28(Sat) 18:00:12
っと、思い出したことを今のうちに書いておきます〜
この日の夜公演はファンクラブ総見だったのですけど、りかさん曰く「総見のときは必ず何かトラブルが起こる」とか…
でこの回は、ミリーが仕事で使ってるデスクの電話器が壊れちゃいました^^;(どう壊れたのかよく見えなかったんですけど、なんか、折れたような………)
そして、岡さん演じる社長と樹里ちゃん演じるドロシーが二人で盛り上がってるシーンの間、ミリーは電話で話してる演技なのですが、内心「どうしよう〜」と焦っていらしたようです。
結局普通に台詞を言って電話を切った後「通じたみたいね(汗)!」とアドリブ仰って、客席も爆笑でした。
ただでさえ可笑しいシーンですが更に笑っちゃいました…
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元気でかわいいミリー / 華・J・万 - 2007/04/27(Fri) 01:01:30
ついに私めも行ってまいりました『モダンミリー』
いや〜ぁもう元気いっぱいのかわいいミリーでした。
とても楽しい舞台を観る事が出来て良かったです。
いつかはコミカルなリカちゃんを見てみたいと思っていました。でもお芝居のミリーはいつでも真剣でした。玉の輿を考えるのも、お仕事も、恋も真剣でした。それを運命がコミカルに変えちゃうんですね〜。
リカちゃんがとても楽しみにしていたというだけあって、私は大満足です。
もし、まだ観ようかどうか迷っている方がいるとしたらぜひ!ぜひぜひ行ってみてほしいです。
出待ちしました。お手紙を渡す時に「元気でかわいいミリーでした」って伝えたら「ありがとうございます」っとおっしゃってくれました。
♪ああ〜あの笑顔のためなら僕は100万マイルだって歩ける(byチンホー)
という気分です。だはーっ(照)
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お久しぶりです! / K - 2007/04/28(Sat) 23:30:31
NELサマ、皆サマ
ご無沙汰してますm(__)mえっとその訳とは…モダン・ミリー通いとゆうのもありますが仕事もあったりと…めまぐるしいのでした(^-^;
明日は千秋楽ですね。なんだかあっとゆう間でしたね。いつになく濃厚な2週間だったなぁーと思います。終わってしまうのは淋しいですけど、終わらないと次へすすめないですよね(リカさんも良く仰りますよね)ファンにとっともリカさんにとっとも…
明日とにかく目に焼き付けてきます!!
あと1回、リカさん頑張れー
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Re: お久しぶりです! / 華・J・万 - 2007/04/28(Sat) 23:56:12
千秋楽、いいですね〜。私はリカちゃん関係で千秋楽を経験したのは昨年のコンサートの時のみですが、いいもんですね〜。終わったあともご一緒した皆さんとあーだったこーだったと歓談するのも楽しいですよね。
NEL妃、Kさまをはじめ千秋楽を御覧になれる方々にとっていいお芝居となりますように・・・
リカちゃん頑張れー!
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Re: お久しぶりです! / NEL - 2007/04/30(Mon) 07:37:10
千秋楽、観てまいりましたよ〜。
暖かい良い舞台でございました。
りかさんの見せ場はもちろん、美波里マダムの決めポーズや岡社長の早口歌やお局様のヒジ自慢にもその都度大きな拍手が沸き、今さんの歌も熱唱でしたし、各シーンの群舞もとっても熱かったです。
演じる方々も観るほうも、今日で最後のこの楽しい作品をめいっぱい楽しんで、盛り上がろうって感じが満ちていました。
私も、樹里ちゃんとりかさんの抱き合う姿を観られるのも最後かな〜としみじみしたり、岡さんや美波里さんと次に御会いできるのはいつかしらと思ったりしました。
カーテンコールも何度もありまして、満席の客席が総立ちとなりました。
最後はりかさんが「みなさんに…作品に、共演者のみなさん、スタッフ、そして観客のみなさんに恵まれて、私は本当に幸せです!」とご挨拶してくださいました。
大団円で終わってほんとうによかったと思います。
りかさん始めスタッフさん・キャストのみなさん、お疲れさまでした。楽しい舞台をありがとうございました。
K様は劇場通いされたんですね。終わっちゃって寂しい〜って感じですよね。
万次郎さま、またいつか歓談いたしましょう。
昨夜お酒につきあって下さった某様もありがとうございました。
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Re: お久しぶりです! / 華・J・万 - 2007/04/30(Mon) 09:35:16
たいへん良い千秋楽を迎えられてなによりでございます。
リカちゃんの初主演ミュージカルがとても楽しく過ごせる舞台だったのが嬉しいですね〜。
共演者の方々が一生懸命リカちゃんをサポートして下って、また一緒に楽しんでくださったようですね〜。
NEL妃の昨夜のお酒はおいしかったんじゃ〜ないですか?
私は今回の上京の時、どなたともお会いになる約束はしていなくて『悲しいわ〜世界でひとりぽっち(byミセス・ミアース)』となるかと思いきや、偶然某様とお会いできて某様のお友達とそのお友達とお話することができました。お相手してくださった皆様、ありがとうございます。
これもひとえにNEL妃のサイトのおかげと感謝しております。次回はぜひNEL妃ともお会いしたいと思います。
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Re: お久しぶりです! / floria - 2007/04/30(Mon) 22:29:19
アイコンを使いたくて出てきました。「モダンミリー」本当に面白い舞台で楽しませてもらいました。共演者の皆さんも素晴しくて。千秋楽の場に私もいたかったです。ここで当日の雰囲気を知ることが出来てうれしい!NEL様のおかげです。ありがとうございます。



レポート・感想をお寄せくださった皆様、ありがとうございました!

2008/01/07 Edit by NEL