ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2007年 4月21日 桜雪つもる

阪急電車のホームに吹き寄せた桜の花弁。
この写真を撮った日は風が強くて、大きな桜の樹の下にたつと桜吹雪どころか竜巻のようなものに巻き込まれて別世界に連れていかれそうな勢いでした。

今年も咲いてくれてありがとう。

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さて、東京ではりかさんの宝塚ご卒業以来初の主演ミュージカル『モダン・ミリー』公演中でございます。
ご卒業後の主演(というか、りかさんが真ん中だった公演)と言うとまず朗読会「愛の手紙」があり、ストレートプレイの『グッバイ・チャーリー』があり、コンサート『Ca*Va』や『XX-Splash!』やディナーショーなども観ているわけですが。
今回なんだか「特別おめでたい」という感があるのは、本領であるミュージカルでの「主演」だからでしょうか。それとも規模の問題かな?
わたくしも今回は、2往復3観劇を予定しております。

ご覧になった皆さん「やっぱりセンターは良いです!」と仰ってます。うんうん。そうでございましょう。やっぱ、醸すオーラが違うよね(たぶん)。
私としては、主演であってもそうでなくても、りかさんのお芝居はハートが身上であると思うので…そうだな…「生きていくのが楽しくなるような舞台」だったらいいなと思います。なんか、目の醒めるようなのが観たい(ってどんな…)
共演のみなさんのお芝居も楽しみです。
宝塚時代にはスレ違いであまり回数観られなかった樹里咲穂さん(私がりかファンになる直前に、月から宙に組替だったため)。
『グランドホテル』『タイタニック』ですでにお馴染みとなった岡幸二郎さん。グランドホテルの時とは全然違う役っぽい、前田美波里さん…いや〜楽しみなり。

これから夜行で東京に向かいます。
都会には、この長岡京ほど花はないだろうけど、舞台の上に絢爛の花園があることを願って。

 2007年 4月28日 椅子の上のデコイ

<「長岡京・春の観光祭り」で買った、「地元産タケノコの皮で作ったカモ」250円ナリ。
でもすっごい良くできてるのです。これは良い買い物をしました。うんうん。

ホントに私は、こういう何の役にも立たない綺麗なものが好きなのだ。

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携帯を新しくしました。
ちょっと大きい写真↑を撮ることができるようになりました(笑)設定すればもっと大きな写真も撮れるので、もうほとんど「通信機つきデジカメ」と言ってもいいかも…いやカメラ兼ラジオ(FMが聞ける…すごい…)。兼「出先から掲示板をチェックできる端末(←それは前から出来てたけど)」兼、デジタル時計。
って私、すごく遅れてる!?
いいんです、どうせまだスーパーファミコンをブラウン管テレビに繋いでて先日接続部の掃除をしたら画面の調子が良くなったといって喜んでるようなアナログ人間なんです私は。

ちなみに、今現在このサイトを作るのに使っているパソコンは、サイトを立ち上げたときと同じ、MacのG3です。そう1999年に買ったボンダイブルーのやつです。
すでに世間では骨董品扱いらしいです。いーじゃん使えてるんだから!!

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紫吹淳さん主演ミュージカル『モダン・ミリー』は、たぶんアメリカ人が「古き良きアメリカ」を愛おしんで作った作品なのでしょう。
先日の舞台を一緒に観劇した弟の談によれば、あの「禁酒法時代」というのは非常に渾沌として、いろんなドラマの舞台となっているらしい。日本人が幕末や大正時代にロマンを感じるようなものかな? ちょっと調べてみると面白そうですね。

そのノスタルジックな所と関係あるかどうかわかりませんが、りかさん演じるミリー・ディルモントは、キャラクタータイプとしては「グランドホテル」のフレムシェンと、「タイタニック」のケイトと、まったくといっていい程同じです。
明るくて前向きで一生懸命で、ちょっと軽はずみで、チャーミングで。
というか…「ひと昔前のドラマに登場する女性」ってなぜこう型が決まっているのだろう。
それはとりもなおさず、ドラマを作る人の価値観というか女性観が「それがイイんだ」と固まっている(いた)って事なのだろう。

女性のすべてが「イイ男を探す」ことだけにパワーを使ってるわけではないワケで、特に私なんかは、恋愛は人生の香りつけ程度にあればいいと思ってる女です。
「恋愛なんかケッ」とまでは言いませんが、そればっかりだと、まるで甘いケーキばっかり食べ続けてるみたいでやはり物足りないように思う。

もちろん、りかさんが明るくチャーミングな女性を演じるのを観るのが嫌なわけではないのですが、そろそろもうちょっとなあ…違う考え方を持って、独自の生き方をする女性を演じてみてほしい気もします。

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そういう事は公演が終わってから書くべきだったかな…
『モダン・ミリー』作品的にはとても好きなんです。歌も踊りも沢山あるし、役者さんたちのいろんな表情が楽しいし、ある意味「大人のお伽話」みたいですよね。
りかさんがこの作品を掴んだこと、本当に良かったと思います。
明日の千秋楽、盛り上がるといいな。

私はまたこれから夜行で東京に向かいます。
2週連続バス往復は正直きっついのだけど(新幹線にするつもりだったのだけど)明日は劇場に行くまえに「江戸東京博物館」に行きたいのです。
今『ロシアの秘宝展』で「ファベルジェの卵」のひとつが来てるらしいので、ぜひ見たいのです。月曜は祝日だから体力的にはなんとかなるでしょう。(どうせなら一泊して翌日見て帰れば…って今頃気付いても遅い!!)