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ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2005年 6月8日 距離感

いよいよ、『ボーイ・フロム・オズ』初日間近となりました。

わたくし、りかさんがライザ・ミネリを演じるにあたっては前にも書きましたがぜんっぜん、なーんにも不安を持っておらず「素晴らしいに決まっている」と決めつけているわけですが(<根拠はない。直感でそう思うだけ)ヤハリ、こう初日がちかづいてまいりますと…ドキドキします。だだだ大丈夫かなーとつい言いたくなります。
大丈夫ですっっっ(<自分に言い聞かせている)

ストーリーなど、さまざまな参考になるのが
Addicted to HUGH JACKMAN ヒュー・ジャックマンさんのファン、りんりんさんのサイト。ブロードウェイ版「The BOY from OZ」のレポートが、それはそれは素晴らしく分かりやすく掲載されています。こちらは3月頃にも万華鏡掲示板でも話題にさせていただきましたが、予習にはぜひおすすめです。
ライザ・ミネリさんについてはそのお名前で検索すれば山のよーに関連記事が出てきますが、こちらなどわかりやすいのでは。ジュディ・ガーランドさんについてもリンクがあります。

さあ、あとは劇場に行くだけ………
いや、私が行くのは6/12なので、初日は…どなたかがレポートを入れてくださればいいのですが。

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前回の舞台「グッバイ・チャーリー」が終わったあと、NELはちょっと混乱期に突入しておりました。(実際には「りかさんが宝塚ご卒業なさって一周年を過ぎたころから」なのかもしれないがよくわからない)
自分と、りかさんとの関係性がよくわかんなくなっちゃったんですよね。
りかさんが、ムラに帰ってくることはもうない。それは昨年の2月1日を以てキッパリと「りかさんは東京に帰っていったのだ」と私にはわかっている。
それでもずっと好きでいるし、みつめていたいし、応援していきたい。それもハッキリしている。

なぜ、いま、こんなに遠いのか? テレビに出てる事も、雑誌の表紙になってる事も、お稽古してる事も、まるで宇宙の向こうからかすかに届く電波みたいに、私に届く頃にはボンヤリと実感のない話題になってしまってる。そこにりかさんが「居る」のはわかる、でも見えない。
それはとてもしんどい感覚で、喜多さんじゃあないけど「とんとリヤルがわからねえ!」みたいな、これは自分の精神的な問題だからなんとかしなきゃあいかん!と悪循環に陥ることしばし。

しかし、このわたくし、伊達に長年「そんな自分」をやってるわけじゃあございません。
距離感を掴むためには、足元を見ればいい。まず「自分が何処にいるのか」しっかり実感すること、そして「りかさんは何処にいるのか」目を凝らして見ること。
強いて離れたいわけじゃあない、今更近づきたいわけでもない。ただ、その距離感を自分のモノにすることが大事。…いちファンとしても、サイトの管理人としても。

りかさんの側でも、もしかしたら「ファンがどこにいるのかわからない」感覚に陥っているかもしれない(そんな事はないかもしれない)
でも、大丈夫。
紫吹号は大海に漕ぎ出したばかり、これから「翼のある船で、宇宙までも漕ぎ出してゆこう」という人だ。りかさんが私の女神さまであることは、多分これからも変わりません。
迷ったり転んだりしながらも、ずっとついていきます。

 2005年 6月15日 万華鏡

前々から、行ってみたいと思っていたお店がありました。東京・麻布十番の万華鏡専門店「カレイドスコープ昔館」です。HPはこちら
先日上京のおり、やっと訪れることができました(地下鉄の乗り継ぎを2回も間違えたNELだった…)。

ほんの小さなお店でしたが中は別世界。並べられている万華鏡は、ライターくらいの小さなものから天体望遠鏡のような巨大なものまで様々で、アンティークや、手作り1点物がほとんど。ひとつひとつ覗いていると、時間のたつのを忘れてしまいます。
せっかく来たのだから何か買って帰ろう、と思ってはいたものの、ちょっと「素敵だな」と思うと10万以上。「凄いな」と思ったらそのヒトケタ上。うむう…(わかってはいたけど。)
迷った挙げ句に買って来たのがこれ→
7500円くらい。まんなかの透明なケースにビーズが入っていて、筒のどちらからも覗くことができる(鏡の組み方が違うので、違った絵を見ることができる。)
外見も綺麗だし、とても丁寧につくられている万華鏡です。うふうふ。

ってこんな処でお金と時間を遣っていていいのか自分、という気もちょっとしつつ……(油汗)

かなり分不相応な贅沢でしたが、うれしかったです。

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もちろん、万華鏡を買うためだけに東京に行ったのではなく;

12日(日)青山劇場にて『ボーイ・フロム・オズ』観てまいりました。My初日です。
「りかさんに会ってきました!!」と言いたいところですが、なんだかそれよりは「ライザに会った!」「オズを観た!」という感動のほうが大きくて…おおげさに言えば「あれは本当にりかさんなのか?」と目をこすってしまうような、本当に「はじめて見る紫吹淳さん」だったような…。
まず登場シーンは少女ですから、ルックスも声もいままで慣れ親しんだ男役紫吹淳さんとは全然違います。ライザです。「ジュディ・ガーランドの娘ライザ・ミネリ」なのです。かわいい。お芝居はばっちりです。タイヘンな母親を持ってしまった女の子の感じがとても出ています。
で、大人になるにつれりかさんらしい低い声も聞かれるし、あのナイスプロポーションを存分に活かしたダンスも観られるわけですが、逆にそのへんで私の脳は混乱(苦笑)。りかさんとして観ていいのか、ライザとして観るのかがわかんないのです。これは100%私の側の問題ですねぇ…(一緒に見てたイザムさんファンに聞いたら、べつになんの違和感もないようでしたから)。
夫との性の不一致、母の死、ピーターとの別れ…ハートにぐっとくるお芝居が続きます。うっうっ(涙)ライザです。そこに生きているのはライザなのです。
この、演技力(という言葉は安っぽくて好きではないが)はやはり、紫吹淳さんならではのもの。でも、これまでによく観た「役が降りてる」感じとはちょっと違う…かな。決してトランス状態で役を降ろしてるのではなく、冷静に、実力でもってライザという人に成っている。そんな感じがしました。
特に2幕での出番で、病気のピーターを訪れるライザが、私は大好きですね。ちょっぴりやつれた感じで、お母さんのジュディに似てきているんです。でも少女時代からの優しさはそのまんまで。

『女優・紫吹淳』になった…いや、なりつつあるんだなぁ、というのが総括の感想でしょうか。

宝塚以外でミュージカルというはあまり観たことのない私ですが、この『ボーイ・フロム・オズ』ストーリーも、舞台のビジュアルも、たいへんよく出来ていて良作だと思います! なにより、ちゃんと日本人の感性に合う演出になってたのが嬉しい。坂本さんはじめ出演者のみなさんの実力にも、ひたすら感嘆(鳳蘭さんの凄さに圧倒されました…)。
ああ本当に、もっと通って、自分の身体と舞台が一体化するくらいの回数を観たいわ。くやしい。
でもそれは、もう叶わない夢でしょう…今後は。
でしたら1回の観劇にもっと気合いを入れるしかありません。今回はちょっと舞台との向き合い方が甘かったぞ自分。次回26日はMy楽、テンション上げていきます。

 2005年 6月25日 ガラスの天使

某様にいただいたガラス製のベルです。
女の子がピンクのハートを持っていて、もうひとつの男の子はブルーの本を持っています。

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今、読んでいる本。
ズバリ「『アカデミー賞』川本三郎著・1990年刊」

『グッバイ・チャーリー』『ボーイ・フロム・オズ』ともにアメリカのショウビズ界が舞台。これからも、りかさんのお仕事に「ハリウッド」が関わって来る事はきっと多いでしょう。なのに私の知識ときたらほとんど無しなんで;ちょっと勉強しようと思って図書館で借りてきました。

タイトル通りアカデミー賞にまつわる様々なエピソードが読める本です。
『賞』はどのようにして作られたか=映画制作会社の経営者が、現場の従業員(俳優や監督たち)の組合を事前に阻止する目的で「アカデミー」を作ったのがはじまり、とか、
人気も実力もありながらアカデミー賞を取れなかった人達の話、逆に賞をもらった事でだめになっていったスター達の話、政治的思惑と賞との関わりとか…。たいへん面白いです。
自分はハリウッド映画をそれほど好きではないし、スターの顔と名前も全然一致しないんですけど、でも、「世界の反対側にも同じような人間ドラマがあるのだなぁ」と思えて感慨深い。

ジュディ・ガーランドとライザ・ミネリ母子のエピソードも、ちょっとですが載っていました。
ジュディは「オスカーを取れなかった人々」のうちのひとり。17才のとき『オズの魔法使い』で特別賞を受賞して以来低迷がつづき(すでにこの頃から忙しすぎ&薬で身体がガタガタだったらしい…)20代後半で自殺未遂、解雇、離婚。そんな時シド・ラフトという人に励まされ再婚、『スタア誕生』という映画を作り、アカデミー主演女優賞にノミネートされ、一番の有力候補と言われたのに、受賞したのはグレイス・ケリー(後のモナコ王妃)。
その後も映画に、コンサートに、がんばりますがオスカーに手が届くことはなかった。
47才、ジュディは5回めの結婚から半年もたたないある日、バスルームで冷たくなって発見されます。
上記の本によれば
娘のライザ・ミネリは周囲の人間たちの「葬儀はハリウッドでするように」というすすめを断ってニューヨークで母親の葬儀をした。「ママはハリウッドを憎んでいたから」が理由だった。
…うーん………
でも、彼女の葬儀には2万人もの弔問客が涙の列を成したそうです。
『賞』には愛されなくても、人々に愛された。真のスターであり勝者だったんですね…
(ちなみに娘のライザはその2年後『キャバレー』でアカデミー主演女優賞受賞。)

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私が子供の頃に見たテレビの中で鳳蘭さんが「スターとは、星の数ほど居るからスターというのでしょうか…」と語っていたのが妙に思い出されます。
スターとは。多くの人に見上げられ、心のよりどころとなる存在。
だからスターというのではないでしょうか。

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青山劇場『ボーイ・フロム・オズ』は残すところ3日、5公演となりました。
うーん、こんな良い作品を東京でしか公演しないなんて、やはり残念極まる…(とか言っても仕方ないのはわかっているけど、どうせ私くらいしか言う者もいないだろう)。

NELは『喝采』のとき初見を中盤にして死ぬ思いをした(初日からの日々がとても辛かった)教訓?を活かし、今回は「初日明け」と「楽前」の2回の日曜を選んだわけですが、おかげで中日の「総見&集い」を逃し、それはそれでストレスが溜ったことでございました(苦笑)。
間が2週間開くのは、やっぱししんどい。
ていうか…人様の話を聞くにつけ、「どうやら私は多くの事を見逃したまま家に帰ってきたらしい」と;…その度合いが今回だいぶ酷いようで悲しい状態です(自分の頭が悪いんだろうという自覚もあるが)。なんで初日明けの日曜が1回公演なのかわかんないってば!(平日はずーっと2回公演のくせに)

がっ、いよいよ明日は再上京・再観劇。ぐぐっ(←こぶしを握る音)
いちおう悩みに悩んだ末、仕事の休みをもらって月曜の千秋楽まで東京滞在することに決め、当日券にすべてを賭ける………(どこまでもいきあたりばったり人生、NEL)。