ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2005年 4月2日 春の花

職場の近くの畑(田んぼ?)の脇に沢山咲いている花です。タンポポではなくて、なんか菊みたいなの。

ああやっと4月です。なんか凄く長く感じたなぁ…3月。たぶん、りかさん関係のイベントが無かったからでしょうね。4月に入れば「グッバイ・チャーリー」まであと何日って数えて待つことができます。(ひと月以上も前から数えて待ってると、疲れる;)

今年は全国的に桜の開花が遅れているようで。けさ職場に行く途中の桜並木で、ようやく1輪だけ開いているのを見ました。何万とある蕾の中で君がいちばんだ。

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先日、新大阪のkoko Plazaという処で「ダンスオペラ『新世界』」というのを観てきました。
作・演出は宝塚歌劇団の齋藤吉正先生。『Blue Moon Blue』や『L/R』を作った演出家が、歌劇団以外の処で限られた条件でどんな世界を作るのか…というのが観たくて、チケットを買いました。
舞台は、未来の大阪・新世界。第三次世界大戦で崩壊した地球にたった26人残った女達が、罵り合い殴り合いながら生活している。
そこに盲目の青年[SUN]が、恋人[AOI]と再会するために戻ってくる。女たちは「男が戦争なんか起こすから世界はこんなになっちまったんだ」と[SUN]を責める。
目が見えない[SUN]の前に仙人[GOD]が現れ、もし女達全員の「夢」を叶えることが出来れば世界は蘇り[SUN]も[AOI]の顔を見ることが出来るだろうと告げる。
[SUN]に促されて女達は自分の「夢」を思い出そうとする。お嫁さん、スチュワーデス、アイドル……。
そんなある日、荒廃した大地に[SUN]は一輪の花を発見する。が、女の一人[ERIKA]がそれを横取り。[SUN]はそんな彼女を庇ったため、[ERIKA]は彼に恋してしまう。彼を自分の「夢」と決め、[ERIKA]は[AOI]を装って[SUN]を誘う。
そして全員の夢が叶った! と思われた瞬間。視力を取戻した[SUN]が見たのは、機関銃をもった[AOI]と銃殺された女達。
[GOD]は[SUN]をあざ笑い、[SUN]は[GOD]と戦う。激しいバトル。そのとき舞台に倒れていた20数人の女達が立ち上がり、[GOD]を押しつぶす。
「新世界」が蘇り、全員が白い服で歓喜のダンスを踊る。

ダンスオペラってどんな物なのか?というのも興味があったのですが、とりあえずダンスの多いミュージカル…て感じだったかな?普通に台詞もあって歌もあり。もっと条件が整えば、音楽と踊りだけで全て表現するようなのも出来るのかな?
振付けは栗原めぐみさん。
出演は、オーディションで選ばれたという「中学生から奥様まで」の女性たち([SUN]も女性が演じる)。衣装は全員アーミー風。小さい舞台で20人以上の若いダンサーが一斉に踊ってるだけでかなり凄い; 私はダンスに関してまるっきり知識もないド素人なんですけど、じっと見ていると「この子はクラシックバレエ畑」「この人はストリート系」「ピルエットが綺麗な人はやっぱり目立つな」とか「この子は上半身が安定してて良いな」とか現実的なことばかり思っちゃいました(もちろん、脳内ではりかさんが踊っている)。[GOD]役の方は一際きれいなダンスで、たぶん元プロダンサーか元ジェンヌさんかと思われました。
みなさん「ダンスが好き!」「ダンサーになりたいの!」という「夢」が身体から溢れているような感じでした。はっきり言って小さいステージで衣装や照明にも限界があり、期待していたような「異世界」体験にはならなかったのですが…印象的だったのはラスト近くの、死んだ女達がゾンビのように立ち上がって[GOD]に向かって行くところ。
女の子の「夢」っていうのは本当は、あんな風に、血だらけのものなんだと思う。
だってたった26人の女性しか居ない世界で「お嫁さん」や「アイドル」が成り立つわけがない。その前に世界を産まなくては…

命を輝かせること。それ自体が一番強力な「夢」なんでしょう。齋藤先生の狙いもその辺にあるのじゃないかな(<違うかも;ですが)『Blue Moon Blue』の「光のグナ」のシーンを思い出しました。

 2005年 4月10日 木瓜

ようやく、桜が満開になりました。
桜以外にも、沈丁花、木蓮、レンギョウ、蓮華、雪柳…さまざまな花が華やかに咲いて、春だなぁ…と感じます。
<写真は、駅に行く途中で咲いていた「ぼけ」
2月3月はほんとに寒かった〜。いま気温が15℃以上あるって本当にアリガタイ(笑)ようやく身体が動くようになったって感じです。太陽って偉大だ〜。
「グッバイ、チャーリー」の初日まであと10日を切りました。いまのうちに気力と体力を回復して部屋も掃除しておかないと。

で、ちょっと予習もしてみました。

『グッバイ、チャーリー』キャスト
チャーリー=紫吹 淳
プレイボーイのシナリオライター、らしい。ここでバリバリキザキザの「男!」りかさんを見られる筈と(ドキドキ)。きっとイイカゲンな恋愛を重ねていたのでしょう(笑;)大河内さんと不倫中に鈴置さんに銃殺されるらしい。
そして何故かどういう経緯か「女」として転生するらしい…
その後の心の揺れ動きが、演技のしどころなんでしょうね〜(楽しみっ)毎日新聞インタビューによれば「男でいたいのに女だったり、女でいたい時に男だったり」だそうで。チャーリーの中に「女でいたい」気持も生まれてくるってわけですね〜。萌え萌えですね〜〜。ほほほ〜〜〜。
そして、最後はどうなっちゃうのか?やはり、天に帰っていくのか(涙?)
ラスティ=大河内奈々子
チャーリーの不倫相手だそうだ。私テレビドラマでの大河内さんは見ていないのですが、先日NHKの美術番組で司会をしてらっしゃるのを見ました。おちついた美人さんですね。りかさんと同じ事務所。
アレックス=鈴置洋孝
ラスティの夫で、チャーリーを殺害する人。鈴置さんといえば「ガンダム」のブライトさんや「キャプテン翼」の小次郎君の声を思い出す方が多いかと思いますが、NELにとっては、「六神合体ゴッドマーズ」の伊集院ナオト君です!(きっぱり!)(<過去がバレル…)
ジョージ=大浦龍宇一
映画監督でチャーリーの親友。女性に転生してからも色々協力してくれるらしい。イイ人ですね。男前ですね。チャーリー(女)とジョージの間に何かが芽生えるのか??(萌えですね〜)                
ジェニファー=池澤春菜
ジョージの恋人らしい。ちぇっ(<おいおい)。池澤さんも声優のお仕事をなさっていて、私にとってなじみ深いのはゲーム「マリーのアトリエ」のマルローネ。あとナゼカ毎週見ている「ふたりはプリキュア」のポルン。すげーカワイイです。んで泣かす。りかさんと同じ事務所。           
ズイマーマン夫人=斉藤レイ
いまのところ、どういう役かは謎。チャーリー(男)の恋のお相手のひとりかしら?恋人がいきなり女になっちゃったらびっくりするよね…斉藤さんも声優の仕事をなさってますが、舞台の仕事も沢山しておられますね。テレビの特撮番組「ガオレンジャー」にも出ていらしたようだ。見ておけばよかった!
アーヴィング=松井基展
チャーリーのマネージャーだそうだ。仕事仲間がいきなり女になったらびっくりするよね…チラシの写真では何か企んでそうな表情ですが…はて?
      
初演での主演はアメリカの女優ローレン・バコール(参照:中日新聞)。映画化されたときのキャストは、トニー・カーティス、デビー・レイノルズ。こちらはビデオあるみたいですね(>アマゾン)。
日本での初演は越路吹雪さん。そして日向薫さん、男性では池畑慎之介さんが演じられ好評を博されたそうです。
ええと…舞台はアメリカ、よね? <結局なにもわかっていない

 2005年 4月22日 グッバイ、チャーリー

大阪公演はぶじ終了いたしました。
よかった…なにもかもが良かった(涙)。

>2日目(4/20)夜の、楽屋出のりかさんです。
ひさしぶりにお会いしました、そして久しぶりに描きました。またイイカゲンな絵ですけども…

一見、昔と変わらないりかさん。
でもどんどん変わっていっているりかさん。
今、個人的な想いを書こうとするととてもくだらない文章になってしまいそうなので、とりあえず今日の日記はこれで。ちゃんちゃん。