ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2004年 9月7日 曜子さん2

9月に入りましたが、まだ暑いですね〜(茹)。

先日アップした「櫻井曜子さん予想図」が、ちょっと現実離れして妖しすぎたかしら………と思ったので、「普通の曜子さん」を描いてみました。美容師さんです。手に持ってるのは櫛です。お肌も隠してみました。背景を白くしてみました。
<が。
やっぱり妖しいですね。なんでだろう。う〜ん???

それは私の中では既に「曜子サマ=アリオン様」だから…
(語ると長くなるので割愛)

『黒革の手帖』松本清張の原作を読まれた方は御存知だと思うのですが、櫻井曜子さんという人は原作には登場しません。
でも似た様な(??)人はいます。牧野という獣医さんで、山の手のボンボンで、ゲイで、道楽で財産をなくして毎日銀座でフラフラしている、銀座の事で知らないことはないという怪しい人。それが元子ママにフラ〜と寄ってきて気になる事を囁いては去っていくのですが、この人だけは最後まで本当は敵だったのか味方だったのかがわからない。
私、読んで「りかさん、絶対コレだ!」と思ったのですけど(笑)

あと気になるのが、「すみ江」という女性。30過ぎでなかなかの美人で姿形がよい。原作では結構重要なポジションですが、ドラマには登場しないのかまだキャストが決まっていないのか、名前がありません。これも登場したとき「りかさんの役かな?」と思った人物でしたが、美容室オーナー・櫻井曜子が「すみ江」の役を兼ねることはちょっと無理そうだ。
たぶん「すみ江」が元子ママに持ってくる情報の部分は曜子さんが担当して、「すみ江」が行動してみせる部分は元子ママが自分でやる事になるんじゃないだろうか。
というのが現時点でのわたしの予想です。

とか言ってぜんぜん違うかもしれないんですけどね…^^;
なんにしても曜子さんのポジションは、描き方しだいでちょい役にもなれば大きな役にもなりそうな、おもしろそうなところです。(私的には、登場時間は短くても良い!とにかく美しく映ってください!!です。)
テレビドラマの脚本って、途中で変わったりとかするのかなぁ? 最終回、どうなるんだろう……と、今から気になって、楽しみでたまりません〜。

 2004年 9月10日 睡蓮

<NELのガラスコレクションその3。
今年の誕生日に貰った、ガラスの睡蓮です。直系5センチくらい。

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ちょっと古い話になりますが、先日NHK教育テレビで放映された『オイディプス王』を見ました。
御存知の方も多いかと思いますが…これはアテネオリンピックの併催イベント(アテネ芸術オリンピック)参加作品として、現地の屋外劇場で上演されたもの。有名な古典ギリシャ悲劇を、演出:蜷川幸雄、音楽:東儀秀樹、出演:野村萬斎/麻実れい<詳しくはこちら>
……と、それだけですごいですね。TVで放映されると聞いて、それは見なくては!と思っていたのですが、ほんと〜にすごかったです。
萬斎さんの演技・表現力はいうまでもなく。麻実れいさんの美しさ妖しさ存在感もいうまでもなく。
天井も壁もない石造りの半円形劇場。舞台装置と衣装は黒・白・赤だけで構成され、枯れ蓮が立ち並ぶ舞台を月が見下ろし、東儀さんの音楽があまりにもマッチしています。
…と書くといかにもアカデミックで地味な感じですが、不思議にゴージャスで華やかささえ感じる舞台でした(主演ふたりが立ってるだけで太陽のような大スターだというのもあるか…)。
そして何より感激したのは、思ったよりずっと感情移入のしやすい、わかりやすく面白い作品だったことです。
蜷川さんの演劇というと、私は20年前くらいに一度生で観て、そのときはよくわかんなかったんですよね^^;(演劇部の同級生が出演していた)
で今回もさぞかし難解な、高尚すぎる芸術作品なのかと思っていたんです。が…すんなり入り込み、夢中になって見ることができました。イオカステ(麻実さん)の退場前の演技は凄かった(震)。最後のほうなんて、わたしオイディプスが可哀想で泣いてしまったよ……。
あと、最初のほうで黒い衣装で一人で舞っている人がいて、それがまた素敵で。どなたか有名なダンサーなのだろうと思っていたら、東儀秀樹さんだった。……なんなんだ!この人は!!

抽象的でありながら、リアル。情熱的だが浮つきはない、神々しい人間達。とても美しい世界でした。
蜷川作品=難解、あるいは芸術作品=高尚、という私の先入観は、ちょっと間違っていました。
本当に一流の人たちの手による作品というのは、予備知識などなくてもちゃんと理解できるものなのだ。そして、おもしろいものなのだ。
やー、本当にイイもの見させていただきました。うれしかったです。

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そう、わたしはイイものが観たい。

綺麗なもの、おそれおおいもの、うっとりさせてくれるもの、信じられないようなもの、
自分を引っ張り上げてくれるようなもの。うつくしいもの。
そういうものが観たいのです。

だから、りかさんについていく。

正直いって、いまフィールドを変えたばかりのりかさんが、思うままに納得のいくお仕事をなさるまでにその立場や方向性を確立されるには、何年もかかる事だろうと思います。5年、6年、もっとかかるのかもしれない。でもあの方は常に最高のものを目指して、変化し進化していかれる。その時々に見せてくださる、さまざまな表情を、すべて追っていきたい。
女装も良い。男装も良い。映像でも良い。舞台なら勿論良い。遠くなってもいい。
私にとって一番「うつくしい」のは紫吹淳という人がこの世に居るという事実、そのものなのです。

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とりあえずこの秋は〜『黒革の手帖』がはじまるまでは、りかファンとしてはヒマですねぇ。
芦屋のコシノヒロコ展には必ず行くとして、あとは何か観に行こうかな?
ムラではいま花組公演中ですが、今回観るかどうか…迷っているところ。きりやんには会いたい(とても会いたい)。YOSHIKIの曲も聞きたいとは思っている(元ファン、NEL)。
ただなんとなく今は「宝塚」に近寄りたくないジブンがあり; いや別にエリザ騒動がどうという訳じゃないのですけど(苦笑)。
狂おしいほどに好きだからこそいちいち傷付き悩んでしまう。「宝塚」に向き合うとき、誰もが知性を無くして子供になってしまうように思う。それはイイとか悪いとかを超えて…というより、何がイイのか悪いのかよくわからなくなる。
おそるべし「宝塚」、やはり当分近づきたくない…。

 2004年 9月14日 GIFアニメ

<いちばん基本的な「GIFアニメーション」です。これは30分くらいでできました(^^;)
WEB上で「動くもの」というと様々ありますが、多分これ(アニメーションGIF)が一番簡単で、面白いことができて、パソコンさえあれば誰でも見られる(プラグインが不要)。以前から魅力を感じてはいたのですが、私、うちのパソコンでは作れないと思い込んでいたんですね(いや…実際作れない筈なのだ、建て前上は)でも、Macでも使えるソフトがちゃんとあった(いままでの数年はなんだったんだ……)
ほかに動くものというと、JAVAスクリプトで動かす(月の女神さまのトップページで星が降ってくるような奴)とか、FLASHアニメーションなどがあります(箱庭にある「バーチャルりかちゃん」とか、公式ファンサイトのトップでりかさんの写真が交互に出るのとかもFLASHです)あんまり多用するとウルサイですが、やはり見て楽しい、作るのも楽しいものです^^。

このたび、ひまわり様から「掲示板にりかさんアイコンを」とのリクエストをいただきまして、それならどうせなら動くアイコンにしよう!そうだそうしよう!!と思ったとたんに何か楽しくなりました。
んで昨日から今日にかけましてはりきって製作…ああやっぱり、りかさんをいじるのは楽しいなぁ〜〜〜(涙)。

掲示板においでの皆様にもご意見を聞かせていただき、本当にありがたかったです。
(いや…ほんと「もう出来ない」と思っていたのね自分では)
やっぱり、人様になにか期待して待っててもらえる、っていうのは職人名利に尽きます。よく「プレッシャーになったらごめんなさい」と仰りながら励ましのお便り下さる方もあるのですが、こちらこそ「私なんかを励ますためにごめんなさい」という感じで、いつもありがたく嬉しく読ませていただいております。

特に最近、本音を言ってしまいますと、このサイトにおける自分の仕事は情報管理だけなのか…それなら他の人にも出来るんだし…でも他に自分が出来る事もないし…とか心中ぐるぐる回っていて、折角来てくださってる皆様になんかもっと面白がってもらえるものを作れないだろうか、と考えていたところでしたので、掲示板のアイコンを皆様に喜んでいただけるのでしたら、そんな嬉しいことはありません。
どうぞ今後とも宜しくお願いいたします。

それにしても。今回改めてアニメの作り方を勉強するため色々なサイトを見てみたのですが、世の中には本当にスゴイモノを作ってる人が沢山いるなぁ〜@@;
昨日発見したスゴイサイトを一つご紹介しておきます。>マリアさんの幻想画廊
最近聞く「アイコラ職人」という言葉の意味もやっとわかった…。(アイコラ=アイドルコラージュ。アイドルの写真を他のものと合成したりして、自分好みの画像を作ること)(<うちではやりません勿論^^;)
WEBの世界は広く深いです………。

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ああっもう明日じゃないの!! NHKの「BSふれあいホール」……これまた人様のお陰様でワタシも行けることになってますので、りかさんにお会いしてきます。
…おちつけ、自分………

 2004年 9月19日 渋谷のりかさん

<15日の『BSふれあいホール』収録のときのりかさん。ピーターさんがソロで歌っておられる間、椅子に座って聞いていらっしゃる様子。

霊にイヤ例によりまして、NELのたよりない記憶だけで描いております。ので、TVみて「全然違うじゃねーかよ」となるかもしれませんが、とりあえずいま脳内にあるものを描いておきたかったって事で御理解くださいませ〜。

放映前にアップするのはまずいかな?とも思ったのですけど、そりゃあ動く歌う本物様のほうが100万倍魅力的なのに決まっていますし、これでNHK様やりかさんに御迷惑がかかるということもなかろう、という判断のもとにやっております。

と前置きはおいときまして

いやぁ…本当に素敵なりかさんでした…(ぼー)
どんな方向性で出てこられるのか、まったく予想がついていなかったので(冗談で、ピーターさんドレスにりかさん黒燕尾でデュエット♪とか言ってましたけど…このさいスカートデビューかも?とかも思ってたし…)この、この、お見事なまでにセクシィダンディキュートスタイリッシュが混在してしかも絶妙なバランスな、りかさんにしか絶対似合わなそうな、まさに綺麗可愛いカッコいいお姿で登場されたときは、久しぶりにお顔を見るという嬉しさと共に「おさすがです!!!」と内心唸ってしまいましたよ。

んで、お喋りしてるときはいつものよ〜に控えめで、声ちっちゃい、ぽやぽやした感じで。
それがですよ、歌い出すとな、なに!?て感じのカッコイイヒト(殺し屋ともいう)になるんですよ〜(ばんばん!)別人になるわけですよ〜〜お洋服もメイクも変えなくても!!
(ぜひ番組でご確認くださいませ)

いままで「オフのりかさんvs舞台のりかさん」という形でそのギャップには慣れている(?とにかく、知らなかったわけじゃない)はずなのに、めのまえで一瞬で「入った」紫吹淳様を視て、やはりアンビリーバボー!っていうか、ああ、やっぱしこの人は本物の魔術師だった…と思いました。

りかさんの中に、すべてがある。だから何処へ行ってもどんな服装でも、りかさんがりかさんでさえあれば「なんにでもなれる」んだ、この人は………。

それを確認できたことが、なにより嬉しかったです。

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さて先日の上京、私にとってはほんっとーに久しぶりの、なつかしき渋谷でございました。

<手前の白い建物が「ふれあいホール」。奥の高い建物がNHKホール、左奥がNHK放送センター。

ビジュアルバンドのおっかけをしていた頃に、よく来たもんです(^^)
渋公(=渋谷公会堂)、egg man(ライブハウス)、そしてNHKホール。
そうだよな、私も東京人だったことがあるんだ〜。
でも、自分じゃない人の記憶みたいだ、とか感慨深く歩きました。
夜行バスで行ったので朝早く着いたのですが、朝の渋谷といえばゴミ+カラス=汚い、というイメージだったのがどういうわけかこの日はすっかり道も綺麗で空気が清清しく、いい日でした。

収録までに時間があったので、ふれあいホール3階にある「NHKアーカイブス」のライブラリーに入ってみました。すごい便利なコーナーだ…皆様も機会とお時間があれば是非。
ちなみに私が検索閲覧したのは、是非もう一度見たいと思っていた人形劇「新・八犬伝」でした。

以上、余談でした〜

 2004年 9月28日 秋の気配

<NELの別荘の庭です。………うそです(笑)

先日、某用にて早朝から梅田に行き、整理番号を引いたあとはヒマだったので(<なんの用で行ったかバレるだろうが!)例の空中庭園ビルがある新梅田シティにフラフラ行きました。
写真はビルの北側にある庭園。草ボーボーに見えるが実は計算されたそれが味という、大自然ふうに創られた庭。
日曜日の朝ということで、犬の散歩に来ている人が沢山いました。

こっちは、ビルの南側にあるこれも人工の森。>
滝が写ってますが、逆さ滝といって、水が下から上に吹き上がるようになってます。維持費がたいへんだろうなぁ……

と冷静に考えちゃうと興醒めですが、この都会の中に無理矢理(?)自然を移植しようという箱庭的なセンスがやっぱり私は好きですね。

森を一歩出ると、こんな風景です。SFですなー。>

どうも…りかさん切れでやっぱしストレスが溜まっているのか? やみくもに「なごみ」を求めて放浪してるような毎日です。
本を読んでみたり。BBSの背景を2日も3日もかけて作ってみたり。猫とあそんでみたり。(どうかんがえても充分すぎるほどなごんでいるぞ…)

今日は仲秋の明月。宵に見た空は曇っていて、紗がかったような丸い白い月が見えました。