ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2004年 8月1日 プチミュージアム

<説明不要ってかんじですが;
『薔薇の封印』フィナーレのりかさんとくららちゃんのお衣装です。
間近で見ると、本当に重そうな羽根でした…;特にりかさんのは丈が長いので1本1本かなり太い針金で支えているし、キジ羽のまん中の赤く光るラインは(舞台を観てた時は「ラメが塗ってあるのかな?」と思っていましたが)赤いスパンコールがびっしり縫い付けてある;
過去、どの公演の大羽根もプチミュージアムで見させて頂いてきましたが、今回は最高の重さだったのでは…; りかさんは当時の痩せ細ったお身体で毎回これを背負っていらしたんですよね。
やはり、宝塚のトップさんというのは人間じゃないです…………。あの立場にいる間は、ご本人の体調とか意思とは関係ないところで、なにか超人的な力が働いているのに違いありません。

りかさんは宝塚を辞めて人間に戻ったんだなぁ、とか思ってしまいました。
(まありかさんの場合トップさんになる前からばけものでいらしたので、お辞めになってもそれなりにばけものだと、わたしは思っているのですが)

ついでに言うとシャンシャンも重くてびっくりでした。バーベルのようだった…腕に筋肉がつくのも当然です^^;「ガイズ」「ドンファン」のシャンシャンも置いてあったので持ってみましたが(ちゃんと「紫吹」シールが貼ってあるやつ)、薔薇のほどは重くなかったです。

先に行かれた方のお話では、男役さんのマントも重かったそうな。わたしは、試着できるという話を聞いていたのにすっかり忘れてて;さわりそびれました。

>りかさんの手形です〜。
合わせてみた。きっと私より1センチくらいは指が長い筈だと思っていたのですがそんなことはなく;あんがい小さいおててなのでした。
舞台での見せ方が綺麗だから、指が長く見えるんですねぇ。

手相もじっくり見てしまいました。ふふっ。

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月組公演『飛鳥夕映え/タカラヅカ絢爛II』も観てきました。
わたしの目的は、今回でサヨナラとなる映美くららちゃんを見送ること。
彼女は、とても綺麗でした。…ありがとう。さようなら。

お芝居は…いまいち腑に落ちなかったですが^^;(流石の柴田先生も、トップをカッコよくサワヤカに描かなくてはいけないという事と、蘇我入鹿が暗殺されるほど憎まれてる事をひとつの脚本で両立させるのは、苦労なさったのではないかと…)くららちゃんは熱演でした。
ショーは面白かったです〜。やはり私、草野先生のファンタジーが好きですねぇ…。ああいう、夜っぽい美しい世界をつくりだすのは、月組のみなさん大得意ですしね。派手なカツラのゆらさんも、横や後ろで細かいお芝居をしているさららんも、良かったです。
そして、月組の群舞はやっぱり良いです。好きです。ビシッと揃っているというのでは決してないけど、一人一人がキラキラして踊りまくってるのが良いです(花火とか、夜空の星もそうですけど…もしあれが全部同じ大きさの光で等間隔に並んで動いていたら、キモチワルイ事このうえないです)。

密かな御贔屓である、滝川末子ちゃん、越乃リュウさん、楠恵華ちゃんの顔も見られて、美夢ひまりちゃんの笑顔も見られたし、美々さんの歌も聴けたし、満足して帰ってきました。きりやんと、タニちゃんには、また改めて逢いに行きたいと思います。
今の月は、もうすっかり組としての顔は変わってしまっていて何を望むという感じでもないのですが……願わくば、りかさんと共に時代を過ごしたみなさんが、そのことを忘れないで、更に大きく育ってくださることを。

 2004年 8月8日 蜷川さんとしらたまさん

今日は某様と梅田でデート。
まずは映画館で「それいけアンパンマン〜夢猫の国のニャニイ/つきことしらたま〜ときめきダンシング」を見ました。
その後、すぐ上にあるヘップ・ホールで只今開催中の、蜷川実花さんの写真展『mika』に行ってまいりました。
一見なんの接点もなさそうなこのふたつのイベントに共通して登場していたのが、しらたまさん
←写真は、蜷川さんの写真展の会場の一角で、写真撮影に使われていた小物等と一緒にちんまりと展示されていた、しらたまさん人形でございます。…これはたしかに、『薔薇の封印』東京公演中に某お友達の依頼で私が羽根をつけて、蜷川さんにお渡し頂いたもの…に、間違いなく。うっわあ、本当に大事にしてくださってるんだぁ…っていうか、なんていうか………嬉しいです、すごく(涙)。

本当は東京での写真展に行きたかったのに行きそびれたし、大阪でも初日はサイン会があったのに仕事で行けなかったし、いまだ御本人には御会いしたことがないのですが、写真展はじっくりと堪能させていただきました。

先日の「管理人への質問」のお答でも触れさせていただきましたが、蜷川さんは私の尊敬するアーティストの一人です。
もうね、見てひたすら圧倒されてしまうというか…。作品自体の迫力にも圧倒されますが、作家さんの頭にあるイメージを見事に誰が見てもわかる作品に現実化させているパワーに、圧倒されます。
(イメージを持つ、だけならドリーマー。すでに現実化してるイメージをそのままなぞるのは、職人。非凡なイメージを脳内に持って、それをモノにする手も持っている人っていうのが、ほんとのアーティストだと思う…)

『紫吹淳メモリアルブック』は勿論『ブルータス』『レプリーク』などでも、りかさんを撮影なさっている事でお馴染みの蜷川実花さん。
その世界は、キッチュでゴージャス。レトロで前衛。

<これは、会場の最後のコーナーで、来場者が写真を撮れるようにセットされていた一角で写したものです。黒い布をバックに色とりどりの蝶が紐で吊るされていて、一番手前に、蝶の形をくり抜いた板が吊るされている。その、蝶の形の穴を通して写真を撮るとこうなります。という。

>こちらも「御自由に撮影してください」セットで、ピンクのシフォンのカーテンに色とりどりのお花がつけてあって、ピンクの絨毯の上にホワイトタイガーのぬいぐるみも置いてある。本当は自分が中に入ってポーズをつけよ、というモノなんですが、私ゃとても入る勇気なし^^;
(うーんでも、今にして思うと、入って撮っておけばよかった…自分首から下だけでも;;)

最新の写真集『mika』も、会場で購入してまいりました。
圧倒的にハイクオリティな写真の数々。その中で、りかさんは、本のなかほどに見開きで2ページ。『紫吹淳メモリアルブック』にあるのと同じ、リカちゃん人形に囲まれた写真が再録されています。
発色は断然『mika』の方が良くて、ショキングピンクの色が鮮烈に出ています…目が醒めるよう。りかさんを撮られた他の写真も、この発色で改めて見てみたかったな…と思ってしまいました。
 蜷川実花さんの公式サイトはこちら

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アンパンマン映画のほうの感想も。 それいけ!アンパンマン公式サイトはこちら

2本立て上映で「つきことしらたま〜ときめきダンシング〜」は時間も短く、まあ前座のような感じでございました^^;
でも面白かった!けっこう、手に汗握る展開でしたし(笑)。しらたまさんは、先日のTV「しらたまさんとニガウリマン」とおなじくらい(以上?)の、わが道をゆく強力キャラでした。いわゆる「宝塚スター!!」を全身で表現しておられます。すばらしいです。極めてくださいっっっっ!!!
つきこちゃんのほうが、今のりかさんに似ている感じかな〜?と私は思いました。
しらたま様の付き人つきこちゃん(付き人をかけて、つきこちゃんなのね…)。でも実はカワイイつきこちゃん。スポットを浴びてスターに変身つきこちゃん。ブラボォ。しらたまさんとお幸せに!!

メインの「夢猫の国のニャニイ」にはしらたまさんは登場しませんが、そのまま見ました。
………………泣きました、わたし。ええ、滝のよーに。
ニャニイが生まれて、メロンパンナちゃんが「お母さんになる」っていってミルクをあげたり一緒に遊んだりしてるところからもう、だーだーえぐえぐと泣いておりました。
わたし弱いんです、こういう無邪気なシーンを見ると無条件に泣けるのです。
(今、うちには将来を危ぶまれる猫たちが…それを思うと余計に泣けて泣けて)
映像も綺麗で(しらたまさんの方は原色が多かったのですが、こっちはファンタジーぽいパステル調でしたし)3DCGなどの技術もさりげなくふんだんに使われており、バトルシーンなど迫力満点で(もののけ姫かと思ったよ…)さすがの高品質アニメでございました……。ふー。
涙と鼻水でハンドタオルの乾いたところが無くなるくらいに泣きました(見に来てたどのお子さまよりも、私が泣いてたと思う)。
幼児向け劇場映画をなめてはいけませんよ、みなさんっ。

そして、両編に登場していたレギュラーキャラの中で、私と同行の某様が共に「りかさんに似ている…」ととても気になったのが、ロールパンナちゃん
何処か翳りのある女の子…(顔を隠しているのは何故かしら?)おでこのRの文字が、尚更りかさんを思わせるのでした。…どう考えても関係ないのだが………

 2004年 8月15日 猫ズ

日本全国的に、夏です…
お盆です。なつやすみです。
りかさんは「喝采」のお仕事の後はお休み?かと思いきやDVDの撮影とやらで、お忙しく頑張っておられる模様。
すくなくとも秋にはTVで見られる、んで年末には生で(ディナーショーで)お会いできると判っているので、わたくし精神的にはずいぶん楽です。ほほ。

NELもお仕事がお休みになり、自宅でのんびり……と言いたいところですが、それどころではない今年の夏です。
おととい&昨日はちょっと用事があって酷暑のなか京都市内を歩き回ってしまい、さすがにバテました…。なにを食べても胃が苦しい、きもちわるくてタバコも吸えないという感じ;(<無理してまで吸うなよ…)。
帰宅すれば、↑ネコたちが遠慮なく部屋中を走り回っています。

ぜんぶで11匹、産まれた子猫。
先に生まれた5匹のうち、4匹はどうにか里親様にもらわれて元気にやっているようです^^。
もう1匹も一度は貰われていったのですが、先方が「やっぱり飼えない、どうしていいかわからないし返したい」ということで、返してもらって、まだウチに。
後生まれの6匹のうち5匹は、今がもらわれどき。(今日これから、里親希望の方のところへお見合いに行きます)
一番発育の悪い1匹は、里子に出せる状態ではないし、どうしよう…みたいな。

本当いうと、私は、人間が猫を管理する考え方(たとえば去勢・避妊…野良猫も捕まえて手術すべきだという考え方)にはあまり賛同しておらず…(<こんな事いうと、里親探しネットから追い出される〜たぶん;;)
まして私の場合「飼っている」のではなく、おともだちづきあいをしているつもりなので(たぶん猫的にもそうだろう)、どこまで手を出していいものか、わかってないのです。
猫語が解ればどんなに良いかと真剣に思う今日このごろ…

考えているうちにも猫はどんどん大きくなっていきます。
もう離乳してドライフードも食べられるし、すごく走るの早いし、トイレも立派に使うし(あう〜)
やっぱり、今が旅立ちどきだ。ていうか旅立ってくれ。

←ヌイグルミではありません、生きてます(笑)

ひとつ確かなことは、
猫に限らず。生物には生活範囲ってものがあって、狭いとこに沢山いたら、いずれ殺し合う…って事。
そのくせ、生物は単体では生きていけないんだっていう事。

とりあえず、子猫たちは人様に貰ってもらえるように最低限のマナーは身につけてる状態で、旅立ちのときを待っています。ていうか旅立ってくれ、頼む。
そして、それぞれの人生(いや、猫生)を全うしてくれ。

(いなくなったらそれはそれで寂しいんですけどね…よく「情が移らないうちに」っていうけど、もともと情があるから面倒みているのだし〜)(<めそめそするな!)

 2004年 8月26日 猫系図

りか様の次のお仕事、秋のドラマのタイトル&役どころも漸く発表されまして、のんべんだらりとしていた私の夏休みも終わりです。(や、仕事はとっくに再開してるのですけど…りかさんの予定がわからんうちは、何をやってもテンション低くって〜〜〜)
松本清張『黒革の手帖』。夜の銀座を舞台に、したたかに伸し上がろうとする女達と男達の戦い…の裏を視る(?)ヘアサロンのオーナーという役どころ。
………いかん、そう書いているだけで腹の底から笑いがこみあげてまいります。
可笑しくて笑っているのではありません。これは紫吹様が宝塚で「ヴァンパイヤをやる」と聞いたときと同じ「そうか…ふっふっふ…はーははは」という高笑いでございます。
ああ、嬉しいなぁ……妖しい大人のオンナのりかさんが見られる(のか?)
わたくし、ほぼ手放し状態でよろこんでおります。うふうふ。

勿論、テレビドラマ初出演!ということで、紫吹様にはいろいろと、大変なこともございましょう。(といっても、私、自分自身がテレビドラマをほとんど見ない…特に民放はまったく見ない人間で、普段はあまり興味もないので、いったいどういう大変さなのかもよくわかりませんが;)
しかし、いち視聴者のわたくしが、それを案じてぐるぐるしても仕方がありません。
スタッフさんがりかさんを美しく撮ってくださりさえすれば。そしてりかさんが、ドラマの世界に溶け込んでいるのが見られれば、それで私的には全てオッケー♪になりそうな気がします。
う〜ん楽しみだなぁ……ふふふ………うふふふふ………

とりあえず図書館で借りてきた原作を、ほぼ半分読んだところです。
…おもしろいじゃないの、松本清張…(<いままで全然よんだ事なかったらしい)

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さて、うちの猫ズは、前回の日記のあと2匹が里子にもわわれてゆき、可愛がられて幸せにやってるようです。
後の子たちも一応ずーっと里親さん募集中ですが、なんだかもうこのまま、ウチの近所で半ノラの大人猫になりそうな予感…

記憶がなくならないうちにと、猫系図をつくってみました。猫嫌いな方はごめんなさい。「いらん事に日記を使うな」とか怒らないでくださいね〜;;

   もともと近所にいる野良猫 最近はほとんど見かけない

マリー

ぶらんしす

?????

?????

   マリーの子 2003春うまれ 生後1ヶ月位でマリーがうちのベランダに捨てていった

フランシス

レオ

マオ

ミオ

エミリオ(没)

   マオの子 2004/6/6うまれ 生後3日くらいでマオがうちに連れて来た

マイケル

茶々

まあ

マミ

マリコ

   ミオの子 2004/6/20うまれ NELの部屋でむりやり産まれた… 

まるめ

ちゃー

くろ

ごま

こま

ねづみ

バックが白くなってるのが、里子に出た子たち。

どうやら、近所で猫ズにゴハンをあげているのは私だけではないようだし…子猫は走るのも早くなってジャンプも出来るようになってきたし。うちの周りは本当に田舎なので、ヤモリやバッタを食べたってきっと生きて行ける(よくマオちゃんが捕ってくる)。

もう、居たい所に居ればいいし、行きたいところに行ける。それはとても貴いことです。人間として出来るだけの事はしてあげるから、生きられるだけ生きなさい。
そして生きている間は幸せでいてくれ。