ここでは、管理人NELが日々の生活の中で思うことや、綺麗だな〜素敵だな〜と思うものについて語ります。

 2004年 6月8日 ブロンズの少女

いよいよ関西も梅雨入り。
いつもなら気圧が低いと体調も低調になる私にはツライ季節ですが、ここ京都の地では、この梅雨が終わるとオソロシイ地獄の釜のよーな夏がやってくるので(陽射しの下で10分も歩くと死んでしまう…)雲が太陽を遮ってくれる梅雨の空はまだありがたいと感じます。
そして京都といえば創意の街。梅雨に限らず、厳しい季節を如何に楽しく過ごすか考えるのも生活の楽しみ(平安の昔からね…かなり無理矢理の気もするけどね…)。

先日の日曜日、東京ではリカファミリーさんの卒業式が行われていた6/6。NELはうず様を京都観光に誘い、あの「紫吹淳メモリアルブック」の撮影に使われた『長楽館』というところに行ってまいりました。

↑の写真はなんだかよくわからなくなってますが^^;そこにあったブロンズ像です。写真集に写っているのとは別の子で、小鳥を手に乗せている少女。この隣に例の…りかさんとキッスしてる女の子の像があります。
そのへんの写真は、うず様のデジカメをお借りして撮影してまいりました。例によってお人形も連れていってロケしてるので(笑)『人形の館』更新をお待ちください。うふふ。

『長楽館』は、明治時代の実業家・村井吉兵衛さんというお方の別邸。京都市指定有形文化財だそうです。
→の正面玄関から入って1階のお部屋が、それぞれ喫茶室・レストランなどに使われていて、私達はまずレストランになっている広いお部屋に入りました。メニューはスペシャルランチがスープ・サラダ・パン・メイン・コーヒーとしっかりコースで出てきて2000円。お得!
さすが明治時代の建物で、壁の石材ひとつとっても珍しく、丁寧なつくりです…(うっとり。そういうの大好き)。
レストランを出て他のお部屋も覗いてみる。トイレもレトロ。結婚式の二次会用にセットされた、真っ白お部屋もあります。
そしてまた別の部屋は豪華な調度品がシャンデリアと生花で飾られていて、どうやらここが紫吹淳様の撮影に使われたお部屋と思われる(どきどき)。予約専用室になっているようで「立ち入りは御遠慮ください」と札があったのですが、ひそひそ言いながら覗いていると受け付けの女性が快く「中までどうぞ」と言ってくださいました。やったー。写真も許可していただきました(きらりーん*)。

しかしあまりに華麗なお部屋で緊張してしまったので、ゆっくりロケできなかったんですが(…ていうか、するな!)間違いなくここで、白スーツのりかさんがソファに掛けて葉巻きを吸ったり、出窓に座って銃を構えたり、床に転がったりしたのねぇ…(ハァト)。ちなみにスーツ脱ぎ脱ぎのお写真は、別の部屋だったと思われます(はいれなかった)。
窓の外には緑が見えて清清しく、とても綺麗なところでした。

バーチャル撮影気分&明治浪漫気分を堪能して、ぽーっっとしたまま外に出て、お庭なんかも見てみる。そうこうしているうちに、それまで止んでいた雨がいきなり;しかも大降り〜;;
そのまま、長楽館の中に引き返して(ボーイさんに笑われたような気もするが…私達自身が一番笑っていました)こんどは喫茶室に入ってミルクセーキ700円を頂きました。とても美味しかったです。

場所的には、京都一の繁華街(四条河原町)から歩いて行ける、八坂神社のすぐ横です。別館は女性専用ホテルになっていますので、遠方から京都観光にいらっしゃる時には是非おすすめです。ていうか、りかファンなら一度は行ってみましょう!

長楽館ホームページはこちら

 2004年 6月16日 猫の手2

世にもおそろしいお話です。(りかさんは関係ありません)

そうあれは1年前の今頃…NEL宅に時々遊びにきていた黒猫がいました(今もいますが)。ある日仕事から帰ると、その黒猫が窓にへばりついて必死の形相で、こちらになにかを訴えていました。(猫の必死の形相というのは、目が緑色に光って口が裂けてとても恐い顔です)
なにごとかと思って窓を開けると、そこにはムニムニした5匹の子供猫が……(がーん)。
親猫はそのまま何処かへ行ってしまい、私が面倒みるのか?無理だぞ!?と思いながらなんとなく面倒をみているうちに子猫は大きくなり(1匹は死んでしまった)、雄猫はレオとかフランシスと呼ばれるようになり、灰色の雌猫はアッという間に妊娠し、いつ産まれるのか!?産まれたらどうなるのか!?とドキドキしているうちに、その子のお腹はぺたんこになっていました。
そして先日の、雨の夜…。仕事から帰ると、その灰色猫が窓にへばりついて必死の形相で(親の黒猫ほど恐くはなかったが)なにかを訴えてきました。
窓を開けると案の定、そこにはムニムニした5つの物体が………(がーん)。

↑はその子供猫(生後10日くらい)の手(拡大)です。本体は今てのひらサイズです。

今年の子たちはどれも丸々元気で、親も付き添ってるし、ふわふわだし、まだ目が開くか開かないかだし、やわらかくてヨテヨテしてて(←ようするに可愛くてたまらないのだな)(←だめじゃん…)
今はNEL宅のベランダの「ねこハウス(←作ってるし!)」で育ちつつあります。

私は生き物を『飼う』というのは相手の自由を束縛することだと思っているので、今の猫との関係はあくまで「おともだち」であって、けっして私が猫を「飼っている」わけではありません。
一度ゴハンをあげたら責任持たなきゃいけない、という考えの方もあるかもしれませんが、野良の猫はだいたい複数のところで食住を得ているものなので、こちらが気負う必要はない(頼られれば出来るだけ面倒はみるが…)というのが私の考えです。
猫がうちを気に入って、遊びにきてくれれば私は楽しいのでゴハンをあげたり目脂をとってあげたり「ねこバーベル」で遊んだり、私がPCに向かっている間ネコは勝手にベッドで寝ていたりするが、居心地が悪くなれば来なくなる、だけの話です。
猫から見たら、私は「おともだち」というか…「サロンの管理人」ってところだろうと思います。

でも本当は、きちんと飼う(責任持つ)ほうが良いんでしょうねぇ…
(いや、うち集合住宅だから本当はイケナイんですけど)
ちっちゃい命は、大きい者が守ってやらないといけないですもんねぇ

というわけで現在、子猫の里親探し中です。ど、どなたか……(もごもご)

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今日はいよいよ『クイズ!ヘキサゴン』の放映日。
………なんでこんなに緊張せねばならんのだ………

ご卒業以来、拝見するたびに私をビックリドキドキさせる紫吹様がいけないのよ………

 2004年 6月19日 紫陽花

ひきつづき、おそろしいお話です。

わたくし、これ自体はとても綺麗だと思うし、花としては好き…なんですが。その一方でどうにも苦手、どーもイヤぁな記憶が蘇ってしまう花…それがアジサイ。
6月といえば梅雨。梅雨といえば紫陽花。そしてアジサイといえば(私の連想では)カタ*ム*とか、ナ***………が出てきてしまうからです。…そうです。わたしはアノ足のない生き物たちがだいきらい。とてもきらい。ていうか怖い。おそろしい。だめ。とにかくだめ。なんでございます。
この世の生き物→バクテリア微生物から始まり哺乳類に至る分類上で、一番苦手なのが「足のない小生物(小さすぎて見えなければ平気)」。イモ**とか蛭とかミ*ズとかとにかく怖くて近寄ることも語ることもできません(<語っているぞ…)
足さえあれば…つまりクモやムカデはまだ良い。昆虫になればほぼ平気。両生類・爬虫類は触れる。鳥類・哺乳類は大好き。というふうに進化してゆきます(<それ進化とは関係ないだろう)。

↑は職場に行く途中の、道ばたのアジサイです。とても見事に咲いているので思わず撮ってしまいました。子供のころは、これに近付くとアノ生き物たちがこちらに飛びかかってくるのではないか(足がなくても!)という恐怖で、近寄ることもできませんでした。
でもやっぱし花は綺麗です…。(アジサイの花弁に見えるとこは顎であって花ではない、とかつっこまないように;)私の住んでいる辺りでは、このよーな巨大な紫陽花の木が、普通の家庭の軒先から道路にはみだして咲いているところが沢山あります。
紫陽花だけでなく、どの家も競うようにして花を咲かせ、道ゆく人に披露してくれています。私は一年中いろんな花が庭先から道路に向けて咲いているのを見ながら歩くことができます。

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先日の『クイズ・ヘキサゴン』は、笑うりかさんを一杯見られて自分も一杯笑った、いい番組でした^^。
まみさん、汐風さん(なぜかコウちゃんと呼べずにさん付けしてしまう)、絵麻緒さん(同上)たちの元気そうなお顔も見られて嬉しかった〜。私にとっては、みなさんご卒業後に動く姿を見るの初めてなんでした(まみさん以外)。
個人的には、懐かしのまみりかショットそして感動のりか&幸ショットがみられて大変嬉しかったです。
私、ボ〜と思ったんですが、こうしてりかさんを見続けていけば自動的に、大好きだった元ジェンヌさんたちにも御会いできるわけなんですねぇ。うふふ。

それにしても、りかさん…お花のように黙してニコニコしておられ…
か、か、かわいらしかったです(倒れ)。
いえ、こういう場所で意図して目立とうとするようなお方ではない事は、ファンですから充分に知っているつもりではあるのですが、ほんとにおしとやかでした。(印象として地味だった、とも言う)(りかさんが「地味」だなんて!!)
舞台映像とのギャップに気付いてくれた視聴者の方がどれくらいいるかわかりませんが、あのかわいらしいお嬢さんが舞台に立つと「ばけもの!?」と思わせる迫力…なところが、イイんだよなぁ…(うっとり)。

私(あくまで私個人)が「女優・紫吹淳」様に期待していることは「売れてほしい」じゃなく「良いお仕事をしてほしい」ということだし
私がりかさんに望んでいることは常に「りかさん自身が幸せでいていただきたい」とか「りかさんらしく居ていただきたい」ということなのです。
その意味で、りかさんTVにはどんどん出て頂きたい。けっして目立たなくていいですから(……なんか、矛盾してるかしら、言ってることが…)

役が降りているときはその迫真の表現力と超人的オーラと鍛え抜かれた技術とで客席を昏倒させ、ひれ伏させる舞台人。
素に戻れば誰が見ても「守ってあげなきゃ」と思わされる、おっとりしたお姫様。

それはとても魅力的な…ある意味最強の「スター」キャラだと思います。

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猫の里親になってくださる方、真面目に募集しております。
(遂に部屋の中で暮らしはじめた猫たち……まぁ、台風きてるし。)
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 2004年 6月26日 猫と手

おそろしいお話パート3です。(りかさんは関係ありません)

それは大型台風が関西に接近中の日曜日、6/20。
今まで日記に出てこなかったもう1匹の猫…そう、フランシスやレオの妹にあたる茶色の雌猫が、珍しくNEL宅にやってきました。そしてこの子も実は妊娠していたのでございます(や、知ってはいたんですけどね、他所で産んでくれるだろうと思ってあまり気にしてなかったのね)

もうおわかりと思いますが↑写真は、新たにその子が産んだ6匹(!)のうち1匹でございます。(お、おそろしい〜〜〜)

この日、NELが作った例のベランダの「ねこハウス」は灰色母猫により却下され、生後2週間の子供5匹&親1匹は強引にNELのベッドの下に居を構え、平和に暮らしておりました。
お天気が悪いのでNELは部屋でTVゲームをしておりました。
やってきた茶猫は、しばらく台所のあたりをうろうろしておりましたが(何もないよ〜)にゃ〜という声が聞こえ(何もなければ猫は声を出さない)なんか雰囲気が変だな?と思ってフと振り向くと……
(以下、ナマモノがダメな方はとばして下さい)

な、なにが起こったのかわからない!!!!!という顔の茶猫が。
腰から黒いものをひきずりながらNELのほうに駆け寄ってくるではありませんか。
…………!!!!!!!!!!!
うわあああああああああ!!!!!!!!!
こ、ここで産むなぁ〜〜〜!!!
普通は夜、人間の居ないところで産むもんだろう、猫っていうのは!!!!!
しかも、子供をへその緒でぶら下げて走るか普通!?
どうしろっていうんだ私に!?!
猫もパニクっていたが私のほうがよっぽどパニックです。

とりあえずその場で床に押さえ付けたものの、まったくどうしたらよいかわからず…猫はベッドの下に入り込んでしまいました。そ、そこには先住の子供猫が。しかし構わず出産を続ける猫(止まらないわけだね)。2匹出てきたところでそーっと敷物ごと「ねこハウス」に移動させ、頼むからせめてベランダで産んでくれ、と見守る体制に入るNEL。
茶猫はだんだん「これが出産なのね」とわかってきたようで、へその緒を切ったり胎盤の始末も自分でしておるようだ。よしよし(ドキドキ)。あと何匹出るのか…目が合いました。新母猫は突如たちあがりNELを押し退けて部屋の中に入ってこようとします。
イヤだからダメだってば!!!そこで産んでくれってば。
また子供を産みかけ状態で上がってこようとするので慌てて窓を閉め、目を閉じて祈る体制のNEL。
(数分経過)ガラス越しにそーっとねこハウスを見ると、産まれたての2匹の赤ん坊だけ。母猫がいません。!?!
ふりむくと、ベッドの下に………
ええ、わたしはこの日、暑いから風を通そうと玄関にチェーンをかけてドアを10センチほど開けていたのです(忘れていた)。
母猫はベランダからぐるっと建物を回って玄関から再突入したものと思われ………この時点で「負けた」と思いました。(なにがなんでも部屋がいいのか?野良のくせに…)

その後は疲れてしまったらしく、母茶猫は出産途中で失神(叩いてもゆすっても起きない;子供は出きってないし〜)。このとき先輩ママである灰猫が呑気に見物していたので、NELが抱えて「頼むよ」とお願いしてベッドの下に入れたところ、ちゃんと面倒をみてくれました。おかげで助かりました………っていうかなんで私が猫に頼みごとを!!!

後から考えて「私って、父親役……?(決して母ではないが、物理的に頼られている)」と愕然としてしまいました。
今はちっちゃい6匹とちょっと育った5匹と母猫×2匹、プラス気が向くとやってくる雄猫×2匹が部屋に……
→写真は生後3週間のほうの子猫
ああ、もう沢山ですよね、こんな話(がっくり)
しかしとにかく自力で食べられるようになるまでは、ほうりだすわけにもいきません…親が自由に出入りできるように、窓はずーっと開けっ放しです。わたし人間失格です。
(決して、そのために帝劇観劇を減らしたわけではありませんが)

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万華鏡掲示板で999999と100001をゲットしてくださいましたアーシュラ様より、キリ番リクエストをいただきました。
はりきって描かせていただきます。ネタは、出来上がるまでのお楽しみ…ホホホ…

 2004年 6月30日 白無窮花

梅雨とは思えない真夏日だった今日;はやくも夏バテぎみのNELです。
ご近所では夏の花も真っ盛り。盛り過ぎの枝が切り落とされていたので、←拾ってきて挿しておいたら蕾が開いてくれました。ムクゲ…だと思うんですけど、真っ白です。花言葉は『信念』だそうです。

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いよいよ明日は、お江戸帝国劇場で『喝采』初日でございます。

カードも送っといたしお花も手配したし、璃香さん予想図も描いた…
私的に「やらなきゃ!」と思ったことで今の自分に出来ることは、ぜんぶやった。
…と思うので、あとは西の空の下でお祈りするばかりです。
わたしが「出来る範囲で出来ること」って、なんて小さいのだろう

そんなこと関係なく、りかさんは明日から舞台の上で、だれがどうみてもカッコイイ「現代の男装の麗人」影山璃香さんを、見事に演じてくださることでしょう。
まったく新しい、麗人を。誰も見たことのないスターを。
それについては、本当になんの不安もない…りかさんなら出来るに決まってる、くらいに思っている自分がおります。

ああ、会いたいなぁ…。もう舞台稽古も終わる頃かしら。
「影山璃香さん」でもなく「女優・紫吹淳」でもない、りかさんにお会いしたい。
今のわたしには出来ないんですけど。

りかさんの幸せを、公演の成功を、心よりお祈りしております。

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猫はむくむくと大きくなり、床をころげまわっています。表情も出てきて見ていて飽きません。生命ってすごいなぁ。後から生まれた子6匹のほうが、姉ちゃんたちに押し退けられてお乳にありつけない事があるので見ていてやらないといけません。は、早く離乳してくれ〜